初めての出産準備は、「これも必要かも…」とついあれこれ買ってしまいがちです。しかし、実際に使ってみると「これ、なくても良かった…」と感じたものもいくつかありました。ここでは、私の経験をもとに「買わなくてよかった」と思った育児グッズを紹介します。
【1】大量の新生児用服
可愛らしい新生児用の服は、つい何枚も買いたくなりますが、実際にはあまり着る機会がありませんでした。赤ちゃんは成長が早く、あっという間にサイズアウトしてしまいます。特に1〜2ヶ月は、ほぼ肌着だけで過ごすことも多いため、大量の新生児服は不要です。
- 理由:成長が早く、すぐにサイズアウト
- おすすめ対策:必要最低限の肌着と、少し大きめサイズの服を数枚準備
【2】おむつ専用ゴミ箱
衛生的で便利そうに見えるおむつ専用ゴミ箱。しかし、実際には普通の蓋付きゴミ箱でも十分でした。専用カートリッジが必要なタイプは、ランニングコストもかさむため、逆に高くつくこともあります。
- 理由:普通の蓋付きゴミ箱で代用可能
- おすすめ対策:消臭効果のあるゴミ袋を使えば、匂いも気にならない
【3】高機能な哺乳瓶消毒グッズ
初めは「専用の消毒ケースが必要」と思い、電子レンジで使う高機能タイプを購入しましたが、結局はシンプルなレンジ対応の消毒袋で十分でした。安価で手軽に消毒ができ、場所も取らず便利です。
- 理由:レンジ用消毒袋が安価で手軽
- おすすめ対策:消毒方法はシンプルで十分
【4】抱っこひも(最初から高機能なもの)
抱っこひもは育児の必需品ですが、最初から高機能で高価なものを選ぶ必要はありませんでした。生後すぐはベビーカーの方がよく使い、抱っこひもは成長に合わせて選び直す方が結果的に使い勝手が良かったです。
- 理由:最初はベビーカーで十分だった
- おすすめ対策:レンタルや中古で試してから購入を検討
買ってよかったもの
出産準備であれこれ買い揃えた中でも、「これは本当に買ってよかった!」と思えるグッズもたくさんありました。特に、日々の育児負担を軽減してくれるアイテムは、少し値が張っても価値がありました。ここでは、私が特におすすめしたい「買ってよかったもの」を紹介します。
【1】電動搾乳器
母乳育児を考えている方には、電動搾乳器は本当におすすめです。手動タイプもありますが、手が疲れるうえに時間がかかりがち。電動搾乳器なら短時間で効率的に搾乳でき、夜中の授乳後にさっと搾れるのも助かりました。
- 理由:手動よりも疲れない&短時間で搾乳できる
- おすすめポイント:赤ちゃんが寝ている間にさっと使える
【2】授乳クッション
授乳中の姿勢は思った以上に負担がかかります。特に腰や肩が凝りやすい私にとって、授乳クッションは必需品でした。赤ちゃんを適切な高さにサポートしてくれるため、長時間の授乳でも負担が少なく、寝かしつけにも使える万能アイテムです。
- 理由:姿勢をサポートし、肩こりや腰痛を軽減
- おすすめポイント:寝かしつけやお座りサポートとしても使える
【3】おしりふきウォーマー
冬場に大活躍したのが、おしりふきウォーマーです。冷たいおしりふきで赤ちゃんがビクッとすることが減り、スムーズにおむつ替えができるようになりました。特に夜中のおむつ替えには、赤ちゃんが起きにくく助かりました。
- 理由:冬の冷たいおしりふき対策
- おすすめポイント:温かさが一定に保たれ、赤ちゃんが快適
【4】赤ちゃんの爪切り(電動タイプ)
赤ちゃんの爪は薄くて柔らかく、切るときにヒヤヒヤします。そこで購入した電動爪切りは、削るタイプなので安全で、振動が心地良いのか赤ちゃんも嫌がりません。爪が欠けにくく、寝ている間にサッとケアできるのも嬉しいポイントです。
- 理由:切りすぎやケガのリスクが低い
- おすすめポイント:赤ちゃんが寝ている間でも静かに使える
出産準備は「必要最低限から始める」が正解
出産準備をする際、最初からすべてを揃えようとすると、無駄な出費が増えてしまうことがあります。私も最初は「あれも必要かも」「これもあったほうが安心」と思い、いろいろと購入しましたが、実際に使わなかったものも多かったです。そこで学んだのは「出産準備は必要最低限から始める」ことです。
必要最低限で始め、必要に応じて買い足す
赤ちゃんは日々成長し、好みや必要なものも変わっていきます。たとえば、哺乳瓶やおしゃぶりも、赤ちゃんによって好き嫌いが分かれます。最初から大量に揃えるのではなく、以下のように最低限からスタートし、必要に応じて買い足すと無駄がありません。
- 衣類:新生児用の肌着を数枚、成長後に着られる少し大きめの服
- おむつとおしりふき:最小サイズのパックをまず試してみる
- 哺乳瓶:1〜2本からスタートし、赤ちゃんの好みに合わせて追加
- 寝具:赤ちゃん用の布団や毛布はシンプルで安全なもの
特に大物は慎重に選ぶ
ベビーベッドや抱っこひも、ベビーカーなどの大物は、最初から購入する必要がない場合もあります。私も「ベビーベッドは必須!」と思っていましたが、実際はベビーベッドを使わずに添い寝がメインでした。また、抱っこひもは最初から高機能なものを買うのではなく、赤ちゃんの成長や自分の使い勝手に合わせて買い替えるのも一つの方法です。
先輩ママの経験談を参考に
出産準備リストはインターネットや雑誌にたくさんありますが、実際に使えるかどうかは赤ちゃんの性格や家庭の環境によっても異なります。私も最初は「みんなが持っているから」と思い購入しましたが、実際にはほとんど使わないものも多かったです。先輩ママの経験談を参考にしつつ、自分たちのライフスタイルに合った準備を心がけましょう。
まとめ
出産準備は初めてのことで、何を買えばいいのか悩むものです。でも実際に育児を始めてみると、「これ必要なかったな…」と思うものや、「これ買ってよかった!」と感じるものがはっきりしてきます。今回ご紹介したように、買わなくてよかったもの・買ってよかったものを参考にしつつ、自分の家庭に合った準備を進めましょう。
出産準備で失敗しない3つのポイント
- 必要最低限からスタート:最初から大量に買わず、赤ちゃんの成長に合わせて買い足す
- 大物は慎重に選ぶ:特にベビーベッドや抱っこひもは生活スタイルに合わせて
- 先輩ママの経験談を参考に:自分に合った情報を見極める
育児は想像以上に大変ですが、便利なグッズを上手に取り入れることで、少しでもストレスを軽減できます。あなたの出産準備が、無駄なく、満足度の高いものになることを願っています。