1歳のごはん、どうしてる?卵&炭水化物で作る簡単レシピ5選

子育て

1歳児のごはん、毎日どうするか悩んでいませんか?

離乳食後期から完了期に差し掛かる1歳頃は、食べられる食材が増える一方で、毎日の献立に頭を悩ませることが多くなります。

「栄養は足りているか」「アレルギーは大丈夫か」「噛む力に合っているか」など、考慮すべき点が多く、食事づくりが負担に感じる場面もあるでしょう。

その中でも、卵と炭水化物は使いやすく、栄養価も高いため、毎日のごはん作りに取り入れたい食材です。しかし、「また卵か…」「いつもごはんばかりで飽きてしまう」と感じることもあります。

そこで本記事では、卵と炭水化物を組み合わせた簡単で飽きのこない1歳向けレシピを5つご紹介します。どれも家庭にある材料で手早く作れるものばかりですので、ぜひ日々の献立に取り入れてみてください。

卵は栄養の宝庫!1歳児におすすめの使い方とは?

卵はたんぱく質や鉄分、ビタミン類をバランスよく含んだ優秀な食材です。1歳児にとっても、成長に必要な栄養を手軽に摂取できる点で非常に優れています。

● 卵の栄養とアレルギーへの配慮

卵には、筋肉や骨の形成に必要なたんぱく質、脳の発達を支えるコリン、免疫機能を助けるビタミンDなど、成長期に欠かせない成分が含まれています。

ただし、アレルギーの出やすい食材でもあるため、初めて与える際や不安がある場合は、少量から始めて慎重に様子を見ることが大切です。すでに問題なく食べられるようになった場合でも、毎日の食事に無理なく取り入れていくことが推奨されます。

● 1歳児に適した調理方法と量の目安

1歳頃の子どもには、よく火を通した卵料理が適しています。半熟卵や生卵は消化器官への負担や食中毒のリスクがあるため避け、しっかりと加熱することがポイントです。
1回の食事に使う卵の量としては、全卵1/2〜1個程度が目安です。主食と合わせることで、食事のバランスがとりやすくなります。

毎日食べられる!炭水化物の種類と上手な取り入れ方

炭水化物は、赤ちゃんの活動エネルギー源として非常に重要です。適切に取り入れることで、満足感も得られやすく、機嫌よく過ごす時間が増えることにもつながります。

● 主食バリエーションを広げる

1歳児に人気の主食には、ごはん、うどん、パンなどが挙げられます。それぞれ食感や風味が異なるため、日によって変えることで飽きずに食事を楽しめます。
柔らかく炊いたごはんや細かく刻んだうどんは、まだ噛む力が弱い子どもにも食べやすくおすすめです。食パンを小さくちぎって与えたり、蒸しパンを手作りするのも良い方法です。

● 消化に良くて満足感のある選び方

白米に加えて、軟らかい雑穀ごはんやオートミールなども栄養価が高く、適度な歯ごたえがあるため食育の観点からも効果的です。ただし、消化しにくい食材は避け、柔らかく煮るなどの工夫を加えることが大切です。

● 野菜やたんぱく質との組み合わせを意識

炭水化物だけでなく、野菜やたんぱく質を合わせて彩りと栄養バランスを意識することで、食事の質が高まります。卵をたんぱく源として使い、にんじん・ほうれん草・じゃがいもなどの野菜と一緒に調理することで、見た目にも美しく、自然と食欲を引き出すことができます。

忙しい日でもすぐできる!卵×炭水化物の簡単レシピ5選

ここでは、卵と炭水化物を使った1歳児向けの簡単レシピを5つご紹介します。いずれも15分以内で作れる時短メニューです。

1. 野菜入り卵焼きサンド

材料:食パン(耳なし)、卵、ほうれん草、にんじん、牛乳少々
作り方

  1. 野菜は細かく刻み、電子レンジで加熱して柔らかくします。
  2. 卵と牛乳、野菜を混ぜて卵焼きにします。
  3. 食パンに卵焼きを挟み、食べやすい大きさにカットして完成です。

手づかみしやすいサイズに切ることで、自分で食べる楽しさも育めます。

2. うどん入りふわふわ卵スープ

材料:うどん(ゆで)、卵、だし汁、白菜、にんじん
作り方

  1. 野菜とうどんをやわらかく煮ます。
  2. だし汁で煮込み、最後に溶き卵を流し入れてふんわりと仕上げます。

あたたかいスープ仕立てで水分補給にもなり、食欲が落ちがちな日にもおすすめです。

3. 卵としらすのおにぎり

材料:ごはん、卵、しらす、青のり(少々)
作り方

  1. 卵としらすを炒り煮にして火を通します。
  2. ごはんと混ぜて、食べやすいサイズのおにぎりに成形します。

冷凍保存も可能で、作り置きにも便利です。

4. 卵入りお好み焼き風パンケーキ

材料:小麦粉、卵、キャベツ、にんじん、水
作り方

  1. 野菜は細かく刻み、材料を全て混ぜて生地を作ります。
  2. フライパンで両面をこんがり焼きます。

小さく焼いて冷凍保存も可能です。おやつや朝食にもぴったりです。

5. ごはんと卵のとろとろ雑炊

材料:ごはん、卵、だし汁、にんじん、ささみ(あれば)
作り方

  1. 材料をすべて鍋に入れて煮込みます。
  2. 火が通ったら溶き卵を加えてとろみを出し、仕上げます。

消化にやさしく、風邪気味のときや食欲がない日に重宝する一品です。

がんばりすぎない「毎日ごはん」でOK

1歳の食事は、「完璧」や「手間ひま」よりも、「安心して続けられること」が何より大切です。卵と炭水化物は、家庭に常備しやすく、さまざまなアレンジが効く便利な組み合わせです。

簡単な工夫で、飽きずに栄養バランスの良い食事を毎日続けることが可能になります。また、家族のごはんと一部を共有することで、調理の負担も減らすことができます。

本記事で紹介したレシピを参考に、無理なく・楽しく・美味しい1歳児ごはんを取り入れてみてはいかがでしょうか。

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