はじめに
現在妊娠中の方の中には、出産前にマタニティ旅行を計画されている方も多いのではないでしょうか。

我が家では赤ちゃんが産まれるとなかなか旅行に行きづらいかなと思い、妊娠中に温泉旅行に行ったのですが、実際息子が産まれて以降は年末年始の帰省以外は外泊をしておらず、夫婦2人の貴重な思い出になりました。
そこで今回は我が家が妊娠6ヶ月に行った温泉旅行を例に、妊娠中期におけるマタニティ旅行の持ち物やおすすめのプランをお話したいと思います。
マタニティ旅行を検討されている方に少しでも参考になれば幸いです。
旅行時期・行き先
我が家では妊娠6ヶ月の時に鬼怒川温泉に行きました。
この他に妊娠2ヶ月(帰省)と妊娠8か月(日帰り温泉)に1件ずつ行ったのですが、やはり体調面でしんどい面があったので、妊娠6ヶ月は旅行時期として大正解でした。
というものも、妊娠2ヶ月はつわり真っ最中で常に吐き気とたたかっていたためあまり楽しめず、妊娠8ヶ月はお腹が大きくなったことによる動悸や息苦しさがあったため、アクティブに動くのが難しかったからです。

個人的には、妊娠5~7ヶ月の時が体のしんどさがほとんどなく動きやすかったので、長距離移動を伴う旅行はこの時期が良いかなと思っています。
ちなみに、なぜ鬼怒川温泉に行ったかというと、バイキングがとても豪華な「あさや」というホテルに泊まりたかったからです。


妊娠前からずっと行きたいと思っていたのですが、特に土日は数か月前から予約が埋まってしまうくらい人気で、運よくキャンセルが出ていたため予約できました!
おすすめプラン
実体験をもとに、私が妊娠中期でも楽しみやすいと考えるプランをお話します。
食事はブッフェを選ぶ

生肉やナチュラルチーズなど、妊娠中は控えた方が良い食べ物が色々ありますよね。
豪華な温泉旅館だと食事が懐石料理であることが多いので、食べられないものが出てくる可能性があります。

懐石料理だとほぼ100%お刺身が出てくるので、控えている人にとっては辛いと思います…
また妊娠して食欲が変わった方にとっては、多すぎたり足りなかったりするかもしれません。
その点ブッフェは内容や量を自分で自由に調節できるため、自分の食べたいものを食べたい量だけとることができます。

せっかくホテルで用意していただいた豪華な食事、心置きなく存分に楽しみたいですよね!
移動で歩く時間を短くする

先述のとおり、たしかに妊娠中では最も体調が良く動ける時期ではあるのですが、妊娠前と比べるとお腹の張りや重みは感じます。
車を使う場合はそこまで気にしなくてもいいと思いますが、車を使わない場合は以下の点に気を付けた方が良いと思います。
- 家から目的地までの公共交通機関が発達しているか
- 電車を使う場合は、指定席や特急など確実に座れる状況を予約できているか
- 最寄駅とホテル間の送迎があるか

我が家は当日の気分で帰る時間を決めて電車を予約しようと考え、帰りの特急を予約していなかったのですが、買おうとしたときにはその日の特急はすべて売り切れてしまっており、普通電車で帰ることになりました…
運良く座れたからよかったものの、2時間立ちっぱなしの可能性があったかと思うとぞっとします(>_<)
周辺観光は少なくして、ホテルで過ごす時間を増やす

妊娠前と比べるとお腹への負担は大きくなっているため、しんどくなったらすぐに横になれる環境でゆっくり過ごした方が安心です。

旅行中のことではありませんが、気分が悪くなった時にすぐ横になれなかったり、息切れした時にすぐに座れなかったりしたことが辛かったです…
お土産屋さんが充実していたり、中が広く探検できたり、滞在したままでも楽しめるようなホテルだと十分楽しめると思います。
客室風呂のあるホテルに宿泊する

人によっては大きくなったお腹を他人に見られるのが恥ずかしいと思う方もいらっしゃると思います。
また大浴場は滑りやすいので、歩くときは特に注意が必要です。
そういったことが心配な場合は、客室風呂があるホテルへの宿泊を検討すると良いかなと思いました。

客室露天風呂で源泉につかれる所もありますよね!
私たちが泊まった「あさや」では客室風呂はありませんでしたが、バイキングを食べることが目的だったので、そこは気にせず大浴場の足元だけ気にしていました。笑
持って行ったもの
妊娠中だからこそ持って行ったものをご紹介します。
母子手帳
母子手帳にはこれまでの妊婦検診の経過やママさんの情報が色々記録されています。
旅行に限ったことではありませんが、妊娠中は急に体調が変化する可能性があるため、何かがあった時のために母子手帳は忘れずに持っていきました。
場所によっては母子手帳を提示することで何か特典を受けられることもあると思うので、持って行っておいて損はないです。

持ち歩きやすいように小さめの母子手帳ケースに入れていきました!


健康保険証(マイナンバーカード)
こちらも万が一病院にかかることがあった時のために持っていきました。

身分証明書にもなるので普段から持ち歩いている方が多いとは思いますが、念のため出発前に忘れていないか確認すると安心です。
マタニティマーク
妊娠6ヶ月だとお腹はふっくら出てきていたものの、11月だったので服装からは分かりにくく、念のため鞄につけていきました。
何か体調に緊急事態が起きた時に一目で妊婦だと分かってもらえると、その後の対応も安心だと思います。

安産祈願をした神社でもらったマタニティマークがお気に入りでした!


水分
妊娠中は血液量が増えるからか、私は喉が渇きやすかったです。
電車内や移動の道中など、すぐに飲み物が手に入らない場所もあると思いますので、こまめに水分補給できるように水筒やペットボトルを持って行った方が良いと思います。

出先で買うと値段が高めなので、節約にもなります。
予備の下着
綺麗な話ではないのですが、特に妊娠後期になるにつれて尿漏れやおりもので下着が汚れてしまうことがあったため、予備の下着を持っていきました。
少し出血してしまう人もいるようなので、予備の下着やおりものシートを持って行っておくと良いと思います。
持っていけばよかったもの
妊婦帯
もっとお腹が大きくなった妊娠後期に使おうと思っていたのですが、旅行ではいつもより歩く距離や時間が長くお腹に負荷がかかったため、妊婦帯を付けていけば良かったかなと思いました。
お腹の保護にもなるので、まだ持っていない方は検討されても良いと思います。
体温調節しやすい服
私の場合、妊娠中は体が火照って暑く感じることが多かったです。
とはいえ、旅行に行った時期が11月下旬かつ山の中にある温泉地だったので、寒いと思ってニットセーターを着ていったのですが、思っていたよりも暖かく日中は汗をかいてしまいました。
荷物を減らすためにトップスはそのセーターしか持って行っておらず脱ぐこともできなかったので、ブラウス+羽織カーディガンの組合せにしておけば、着脱することで調節しやすかったなと思いました。
まとめ
以上、妊娠中期におけるマタニティ旅行の持ち物やおすすめのプランでした。
お子さんが産まれるとなかなかゆっくりする時間の確保が難しくなると思いますので、今のうちにのんびり温泉を満喫できるといいですね!
本記事が少しでも参考になれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。