はじめに

屋外で水分補給がしやすいように、ストローマグで飲めるように練習をしたい!
我が家では、離乳食が1日3回になり離乳食後の授乳を行わなくなった生後10ヶ月頃から、水分補給できる方法を増やそうとストロー飲み練習を始めました。
しかし、ストローを咥えさせて「吸ってごらん」と言っても言葉が通じないため難しく、それどころか口の中に得体のしれないものが入ってくる感触が怖かったのか、途中で非常に嫌がり始めてしまいました。
最初はストローで飲めるようになる気配がなかった息子ですが、めげずに練習を続けた結果、1週間ほどでストローで飲めるようになり、現在はストローマグで上手に飲んでいます。
そこで今回は少しでも参考になればと思い、息子がストロー飲みを習得するまでに行った練習方法をご紹介しますので、興味のある方はご覧いただけますと幸いです。
第一段階:プラスチックストロー
まずはストローを通して水が飲めることを覚えてもらおうと、プラスチックストローを使いました。
練習方法としては、まずストローの片側を水につけると水面と同じ高さまでストロー内を水が上がってくるため、この状態でストローの逆側を指で押さえます。


この状態でストローを引き上げると、写真だと分かりにくいのですがそのまま水がストロー内に残ります。

そして、内部に水が入った状態のストローを咥えさせて逆側を押さえていた指を離すと、ストローから水が流れ出て口の中に入っていくので、この動作を何度も繰り返しました。
プラスチックストローでの練習は最初の頃は嫌そうな顔をしていましたがそこまで拒否感はなく、いつも飲んでいる水が出てくると分かってからは素直に咥えたり少し自分で吸ってみたりしていました。

プラスチックストローを使った練習は、3日くらい続けました。
第二段階:紙パック飲料
プラスチックストローは一度に飲ませられる量が少なくストローで吸う練習をするには物足りなかったので、先輩ママさんから教えていただいた紙パック飲料を使ったストロー飲み練習を取り入れました。
こぼしても汚れやべたつきが気にならないように、水の紙パック飲料(アクアライト)を使いました。
りんご味がついているのでこぼした時にべたつくかと思いましたが、実際にりんごが入っているわけではないので、特にべたつきはありませんでした。
ストローを挿した紙パックの側面を手で押すとピュッと水が出てくるので、口に咥えさせた状態で何度か繰り返し、ストローを吸えば水が出てくることを覚えてもらおうとしました。


しかし、水がピュッと勢いよく出てくるのが怖かったのか、息子はすぐにストローを口から離してしまい、途中からは紙パックを見るだけで拒否するようになりました…
拒否しているところを無理に進めるとヒートアップしてしまうので、拒否反応が出た時は一旦ストロー飲み練習を中断し、落ち着いた時や抱っこされて機嫌がいい時に再挑戦しました。
機嫌がいい時だと嫌そうな顔をしながらも多少はストローを受け入れてくれ、時々自分で吸って水を飲めていました。
そして少しでも飲めたら、モチベーションをあげるために大袈裟に褒めまくりました。笑

1日2~3回しかできない時もありましたが、紙パック飲料の練習も3日くらい続けました。
第三段階:ストローマグ
何度か紙パックで水を飲めるようになってきたところで、ストローマグに切り替えました。

紙パックだと息子は自分で持って遊びたがり、力強く握って中の水が飛び出てきまくりだったので、こちらとしてはできる限り早くマグに切り替えたい思いもありました。
使用しているストローマグは、bboxのシッピーカップです。

シッピーカップは子供が振り回しても投げ捨てても水が漏れないので、ストローマグの導入を検討されている方にはおすすめです。
詳しくは以下の記事でまとめていますので、もしよろしければご覧ください。
紙パックでストローで飲むことを覚えられたおかげか、咥えさせるとすぐに吸い始めました。
また、持ち手がついていて持ちやすいので、自分でストローマグを持って飲むこともありました。


やはりストローマグを持つと遊ぼうとはしますが、振り回されてもこぼれないのでこちらも安心して見守っていました。笑
そして紙パックの時と同じように少しでも飲めたら褒める作戦を続け、遊んでいる横など常に手の届く所にマグを置くようにしていると、こちらが手助けしなくとも自分でマグを持って水を飲めるようにまでなりました。


幸いにもストローマグは1日で習得できましたが、もし拒否された場合は紙パックと同じように、根気強く機嫌の良いタイミングで練習を繰り返すつもりでした!
まとめ
以上、息子がストロー飲みを習得するまでに行った練習方法でした。
結果的には1週間くらいで習得できたため簡単そうに思えるかもしれませんが、紙パックの拒否具合はすさまじく、当時はストローで飲めるようになる未来が見えないほどでした。
しかし何度か練習をするうちに飲めるようになったので、根気強く諦めずに練習を続けることが大切なのかなと思います。
本記事を読んでくださった方がストロー飲み練習をする際に、少しでもお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。