初めての予防接種で大変だった事と準備してよかったもの

子育て

初めての予防接種は、親にとっても赤ちゃんにとっても、まさに「未知の体験」です。
どんなふうに進むのか、赤ちゃんは泣かないか、体調に影響はないか……心配や不安がつきません。

私自身も、初めてわが子を連れて予防接種に行った日は、朝からそわそわしっぱなしでした。
何を準備していけばいいのか、どんなトラブルが起きるのか、情報を探しても不安が拭えず、実際に行ってみたら思ってもいなかったことにバタバタしてしまったのを覚えています。

この記事では、初めての予防接種で大変だったことと、事前に準備しておいて本当によかったと感じたものについて、具体的にご紹介していきます。
これから初めての予防接種に臨むパパママたちが、少しでも安心して準備できるよう、体験談を交えながらまとめました。
ぜひ、最後まで読んで参考にしてみてくださいね。

予防接種前に大変だったこと

予約の取りづらさ

まず最初につまずいたのが「予約」でした。
小児科によっては予防接種専用の時間帯を設けていたり、曜日が限定されていたりするため、希望する日時がなかなか取れないことも。
さらに、赤ちゃんの体調や、直前の急な発熱なども考慮しなければならないため、予約日が近づくと「このまま元気でいてくれるかな?」と毎日ハラハラしていました。

どのワクチンを受けるか迷った

赤ちゃんの予防接種は、1回だけではなく、何種類ものワクチンを組み合わせてスケジュールを立てる必要があります。
「どのワクチンを、どの順番で打つのか」「同時接種するか、分けるか」など、選択肢がたくさんあり、何がベストなのか迷ってしまいました。
自治体からもらった予防接種スケジュール表はあるものの、専門用語も多く、初めての身としては正直かなりハードルが高かったです。

情報収集で疲弊

ネット検索や育児書、自治体のパンフレットなど、あらゆる情報を集めたのですが、情報が多すぎて逆に混乱することもありました。
「このワクチンは副反応が出やすい」「同時接種は危険だ」というようなネガティブな情報も目にしてしまい、必要以上に不安になることも……。
最終的には、小児科の先生に直接相談して、自分たちに合ったプランを決めることができましたが、ここまでたどり着くのにかなりエネルギーを使いました。

当日に大変だったこと

病院での待ち時間

予約していた時間に行ったにもかかわらず、前の患者さんの診察が押していて、待ち時間が発生しました。
普段なら大人しくしている赤ちゃんも、知らない場所で長時間待たされるとだんだん機嫌が悪くなり、ぐずり始めてしまいます。
抱っこしてあやしたり、絵本を読んだりしてなんとか気を紛らわせましたが、親も気力をかなり消耗しました。

子どもの機嫌が悪くなる

病院独特のにおいや雰囲気に敏感に反応して、赤ちゃんが不安そうな顔をすることも。
予防接種の前に体温測定や診察があり、知らない先生に触られるだけでもストレスになったようで、注射前からすでに泣きそうな雰囲気…。
これで本番の注射は大丈夫かなと、こちらも余計に緊張してしまいました。

親の緊張もピークに

赤ちゃんにとっては一生に一度の「初めての注射」。
泣くのは当然だとわかっていても、「かわいそうだな」「痛がらないかな」と親の方が緊張してしまいます。
いざ注射の瞬間、赤ちゃんが大泣きするのを見ると胸が痛みましたが、医師や看護師さんが手際よく処置してくれて本当に救われました。

思わぬ副反応に焦る

接種後すぐは特に異常もなかったのですが、帰宅後に赤ちゃんがぐったりして眠ったり、少し熱っぽくなったりしました。
これが副反応なのか、ただ疲れたのか判断がつかず、様子を見ながらもドキドキ。
説明書きに「よくある副反応」と書かれていた内容だったため、慌てずに対応できましたが、何も知らなかったらすぐに病院に電話していたかもしれません。

事前に準備しておいてよかったもの

母子手帳と予診票のチェック

予防接種当日は、母子手帳予診票(事前に記入が必要な問診票)が必須です。
これらを忘れると、最悪の場合、接種できずに出直しになってしまうことも…。
私は前日に母子手帳カバーのポケットに予診票をセットし、持ち物をリストアップして確認しておいたおかげで、当日は焦らずに済みました。

お気に入りのおもちゃやお菓子

待ち時間対策として、赤ちゃんが好きなおもちゃや、月齢に合ったおやつを持参しました。
特に効果的だったのは、小さな音が鳴るラトルや、カサカサ音がする布絵本。
また、待合室でぐずりそうなときには、赤ちゃん用ビスケットを一口だけ与えることで気を紛らわせることもできました。

着脱しやすい服

予防接種は腕や太ももに打つことが多いため、服を脱がせやすいかどうかも大事なポイントです。
私は前開きのロンパースと、柔らかいレギンスを選びました。
ボタンをさっと外すだけで腕を出せたので、赤ちゃんを無理に動かすことなくスムーズに接種でき、本人の負担も最小限に抑えられたと思います。

保冷剤や冷えピタ(熱対策)

万が一、接種後に赤ちゃんが発熱した場合に備えて、保冷剤冷えピタを用意しておきました。
実際、軽い発熱があったときには、慌てずに冷やしてあげることができました。
小さなアイスノンタイプの保冷剤は、冷凍庫に常備しておくととても安心です。

まとめ

初めての予防接種は、親子にとって大きなイベントです。
事前の情報収集や予約、持ち物の準備など、やるべきことはたくさんありますが、しっかりと備えておくことで、当日の心の余裕がまったく違ってきます。

実際、私は小さな準備を積み重ねたおかげで、赤ちゃんのぐずりや副反応にも落ち着いて対応することができました。
もちろん、予想外のこともありましたが、「できる限りの準備はしてきた」という自信が、大きな支えになったと感じています。

初めての予防接種は、決して楽なものではありません。
でも、終わった後には「よく頑張ったね」「これでまた一歩、元気に育ってくれるね」と、赤ちゃんの成長を感じられる特別な一日にもなります。

これから初めて予防接種を受ける皆さんも、少しでもリラックスして臨めるよう、この記事が参考になれば嬉しいです。

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