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はじめに
今回は哺乳瓶の消毒グッズを探されている方に向け、Combi 除菌じょーずα(以下、除菌じょーず)についてお話します。
結論から述べますと、我が家には除菌じょーずが合っていたため選んだことに満足しています!
しかし、すべての面において100点満点かと言われるとそうではなく、メリット・デメリットをいくつか感じています。
そこで本記事にて順にご紹介するとともに、実際に使用してみてどのような人に除菌じょーずが合っているのかについても私の考えを述べていますので、少しでも参考になれば幸いです。
選んだ背景
まずはじめに、数ある哺乳瓶の消毒グッズの中から除菌じょーずを選んだ理由からお話します。
それは、できる限り消毒にかかる手間と時間を短くしたいという私の考えに最も合っていたからです。
哺乳瓶の消毒方法は、主に以下の3パターンのいずれかがよく行われます。
- 煮沸
- 電子レンジ
- 薬液
それぞれの消毒方法にメリット・デメリットがあり、詳しくは以下のサイトが分かりやすかったので、興味のある方はご覧ください。

その結果、我が家では手間と消毒にかかる時間の短さを重視して電子レンジ消毒を選択しました。

手間がかからないという観点では薬液消毒とも悩みましたが、
・薬液のコストがかかる
・容器の置き場に困る(当時住んでいた家の台所が狭かったため)
・薬液の入れ替えが面倒
であることを考えて、最終的に電子レンジ消毒を選びました。
外観
除菌じょーずの外観はこのような四角形で、おおよその大きさは縦20cm×横25cm×奥行13cmです。

蓋をあけると3本分の哺乳瓶たて(ケース右側の底が少し出っ張っている部分)と小物入れがあります。



小物入れには、哺乳瓶の乳首や乳頭保護器、搾乳機の小さな部品を入れていました。
取扱い
使い方や保管・お手入れ方法などの取扱いについて、写真付きでご紹介します。
使い方
(1)本体横の水抜き栓を閉める


(2)小物ケースに、哺乳瓶の乳首や蓋などの付属品を入れる

(3)洗浄した哺乳瓶本体を逆さまにして、小物ケースと一緒に入れる

(4)給水口が上に向くように倒す

(5)本体横についている給水口キャップで2杯分の水(約60mL)を給水口から注ぐ



私は途中から給水キャップで入れるのが面倒になって、コップやスプーンで大体60mLになるように水を注いでいました。笑
(6)電子レンジ500(~700)wで5分加熱する



少しでも傾けると前の工程で注いだ水がこぼれやすいため、電子レンジに入れる際はできる限りケースを水平に保ってゆっくり入れる方が良いです!
(7)よく冷めたら電子レンジから取り出し、水抜き栓から水を抜く



加熱直後は激熱なので、すぐに取り出したい場合はミトンを使うことをおすすめします。
除菌後の保管方法
取扱説明書によると、除菌後はケースの蓋を閉じたままの状態で24時間まで除菌状態が保てるようです。
除菌後24時間以内は、衛生的な状態で保管できます。
・本製品を立て、必ずフードを閉じた状態で保管してください。

蓋を閉じたままだと哺乳瓶についた水滴が渇かず、このまま保管や使用をして問題ないか心配になるかもしれませんが、Combiのホームページで水滴がついたままで問題ないことが述べられています!
濡れたままフードを閉めて保管してください。
調乳時なども、哺乳びんの内部が濡れたまま使用して問題ありません。
フードを開けた状態で保管すると、ほこりなどが中に入る原因になります。
また、ふきんなどで拭き取ると、かえって雑菌などが付着する原因になります。
除菌後の水滴は、除菌時に発生した水蒸気が水滴になったものなので、衛生上心配はありません。出典:コンビ株式会社 除菌後の水滴について
お手入れ
除菌じょーずは、以下のように6つのパーツに分解できます。

本来は毎回除菌前に食器用洗剤で洗ってお手入れすることが望ましいのですが、面倒くさがりの私は夜間授乳による寝不足状態で少しでも手間を削減したかったので、これまた自己責任で1日1回洗浄にしていました(^^;

当時のコンディションで、3時間おきの授乳のたびに洗うのは結構厳しかったんです…
レビュー
メリット
まずはメリットからお話します。
消毒にかかる時間が短い
煮沸消毒は沸騰+消毒で10~15分、薬液消毒はつけ置き1時間が必要であるのに対し、電子レンジ消毒は加熱5分で終了です。
お出かけ前で急いでいる時や消毒後すぐに使いたい時は電子レンジ消毒が最も効率的かと思います。

育児中は時間に追われて余裕がなくなるので、少しでも時短できるのは大きいです。
保管場所に気をつかわない
そのまま保管ケースにもなるため、加熱が終わったらケースごとどこかに置いておけば問題ありません。
また置き場所についても、薬液の場合は万が一倒してしまって、周りに置いてあるものに薬液がついたりお子さんが誤飲したりしないように、置き場所選びに気を遣います。

特にキッチン周りは、料理や片付けでふいに手が当たってしまう可能性がありますよね…
一方、除菌じょーずαの場合は、万が一倒してしまっても中身は少量の水なので被害は少ないです。


カップボードのあいている部分など、ちょっとしたスペースに置きやすいです。
経済的
薬液消毒は薬液のランニングコストがかかる一方で、電子レンジ消毒でかかるランニングコストは光熱費のみです。
光熱費と薬液代ではどれくらい異なるのか気になったので計算してみました。
500wの消費電力を1000Wh、1kWhの電気代単価を30~35円、使用時間を5分×8回=40分とする場合
◎1日あたりのコスト : 1(kWh)×30~35(円)×0.67(h)=20.1~23.5円
1日1~2錠使用、1錠あたり34.8円*とする場合
◎1日あたりのコスト : 1~2(錠)×34.8(円)=34.8~69.6円
*Milton 公式ホームページ:メーカー小売価格(2024年2月時点)60錠2,090円より
結果、電子レンジ消毒の方が1日あたりのランニングコストが約15~45円少ないことが分かりました。

経済性を重視する場合は、電子レンジ消毒がおすすめです。
買い足しが不要
薬液のように消耗品を使うわけではないため、在庫状況の確認や買い足しが不要です。
忙しくて気が付いたらなくなっていた…!となる心配がないのもメリットの1つだと思います。

消耗品が中途半端に余ると勿体ないな~と思ってしまうタイプなので、いつ消毒をやめるか時期を気にしなくて良いのも気が楽でした。
無臭
無臭だから良い!というよりかは、薬液の場合は化学薬品の臭いが結構するので、気になる方は気になると思いました。
薬液は塩素系なのでプールの臭いに近いのですが、あの臭いが苦手な方や次のお子さんを妊娠されているなど臭いに敏感な方は、無臭の電子レンジ消毒の方が安心かもしれません。

もちろん安全で問題ないのですが、取り出した哺乳瓶からも消毒液の臭いはします。
デメリット
次にデメリットです。
電子レンジ内が蒸気であふれる
加熱後はとても高温になるため、毎回電子レンジ内が蒸気でいっぱいになりました。
成分は水なので多少は放置していても問題なさそうですが、気になる場合は適宜拭く必要があります。

我が家ではあまりに濡れている時を除いて、電子レンジの扉を開けたままにして自然乾燥させていました。笑
水がこぼれやすい
使い方のところで述べたのですが、ケース内の水の受け皿が浅く(厚さ1.5cmくらい)、ケースの下側も気密ではないため、水を入れた後に傾けると水がこぼれてきます。


できる限り電子レンジの近くで水を入れて、そっと移動させていました。
一度に大量の哺乳瓶は消毒できない
一度に消毒できる哺乳瓶の数は最大2~3本までです。
哺乳瓶たては3本分ありますが、例えばピジョンの母乳実感で綺麗に立てられるのは最大2本までです。



写真手前のように、若干浮かせれば3本入って蓋もしまります!
なお、同じピジョンの哺乳瓶でもガラス製のスリムタイプは細いので、スリムタイプ1本+母乳実感2本の組み合わせであれば綺麗に3本とも入ります。


ちなみに小物ケースは、片側に持っている哺乳瓶の乳首7つがすべて入りました。

1日分の哺乳瓶をまとめて消毒したい場合にすべて入れるのは難しいと思いますが、母乳と混合で哺乳瓶の使用頻度が低い場合や使用ごとにこまめに消毒する場合は問題ないと思います。
夜間授乳では使いづらい
おそらく日中であれば5分電子レンジを動かしてもあっという間に感じる方も多いと思いますが、1秒でも早く寝たい夜間はこの5分が長く感じることがあります。
加熱後はケースに入れたまま放置で保管OKなので、必ずしも加熱が終わるまで見届ける必要はないのですが、リビングと寝室が近い場合はしばらく電子レンジの稼働音が気になるかもしれません。

哺乳瓶2~3本は同時に消毒できるので、3時間おきの授乳のうち、夜中(例えば1時・4時)に使った哺乳瓶は朝起きてからまとめて消毒しても良いと思います!
Combi 除菌じょーずαを使った電子レンジ消毒が向いている人
以上のメリット・デメリットを踏まえ、私が考えるCombi 除菌じょーずαを使った電子レンジ消毒が向いている人のタイプをまとめましたので、参考になれば幸いです。
- 経済性を重視する人
- 短時間で消毒を終えたい人
- キッチンまわりの置き場が限られる人
- 哺乳瓶の使用本数が少ない人
- 薬液の交換や買い足しを面倒に感じる人
- 哺乳瓶をこまめに洗うことに抵抗を感じない人
- 薬品の臭いが気になる人
まとめ
以上が、除菌じょーずに関する解説やレビューでした。
個人的なレビューではありますが、購入を検討されている方にとって少しでも参考になれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。