はじめに
2024年12月に、兵庫県神戸市にある「神戸須磨シーワールド」に行ってきました。
神戸須磨シーワールドは、別の水族館があった跡地をリニューアルして2024年6月にオープンしており、シャチが看板生き物の水族館です。

息子も9ヶ月になって周りへの興味も出てきたため、こちらの水族館に初訪問しました。
本記事では、授乳室の様子や展示およびショーを見る時のベビーカーの扱いなど、子連れでの水族館訪問で気になる点や感想をまとめましたので、少しでも参考になれば幸いです。
入場券
神戸須磨シーワールドは、事前に入場日時を指定したチケットを購入できます。
こちらのホームページの右上にある「チケット購入」から購入できます。
入場時間は10時・11時・12時~と1時間おきに刻まれていますが、何時に入場しても価格は同じでした(2025年3月時点)。

長く楽しめるということはもちろん、混雑する前にショーや展示を見られるという点からも10時入場がおすすめです!
チケット購入は訪問日が属する月の前月1日から可能なので、12月に訪問した我が家は11月1日にチケットを購入しました。
当日券の販売もありますが、やはり事前にチケットを購入しておくことをおすすめします。
というのも、当日券は遅い時間帯のものしか買えない恐れがあるからです。

実際我が家が訪問した際は、10時前の時点で最短14時入場のチケットしか残っていませんでした。
もちろん平日か休日かによって混雑具合も異なると思いますが、せっかく現地に行ってもそこから数時間待たされたり、最悪当日の入場ができなくなったりする可能性を考えると、予め行くことが決定している場合は事前予約していくことを強くおすすめします。
館内施設
展示エリアが1つとショーエリアが2つあります。
- アクアライブ(水槽展示)
- ドルフィンスタディアム(イルカショー)
- オルカスタディアム(シャチショー)

イルカだけでなくシャチのショーも見られる所がこちらの水族館の特徴です。
各エリアの配置は以下のとおりで、中央奥(赤と黄の車の右にある縦3本の柱のあたり)から入場します。

画像引用:神戸須磨シーワールド 公式ホームページ 館内MAP
少し分かりにくかったのがアクアライブへの行き方で、ドルフィンスタディアムの2階を通り抜ける必要があるのでご注意ください。
入場してすぐの中庭エリアにはシャチのモニュメントやベンチがあり、記念撮影をしたり座って一休みしたりしている人がたくさんいました。

たこ焼きや焼きそばなどの出店も10店舗弱ありました!
展示
水槽展示は4階建てのアクアライブで見ることができます。
順路が少し珍しく、3階からスタートして2階→1階と進んだ後、最後に4階の屋外展示があります。
館内にはエレベーターがあるのでベビーカーでの移動も可能ですが、個人的には以下の理由からベビーカーは使わず抱っこでまわることをおすすめします。
- 人が多くてベビーカーだと動きづらく、なかなか水槽の前まで行けない
- 水槽の底面が高いため、ベビーカーに乗ったままだと見えない
特に小さめの水槽は上から覗き込んだ方が見えやすいものが多く、ベビーカーに座った状態では何も見えなかったので、我が家では途中から抱っこに切り替えベビーカーは手持ちで運びました。
また混みあっている人の中にベビーカーで入っていくのは難しかったため、抱っこをして空いた所に入れてもらう方が展示をしっかり見ることができました。

ベビーカー置き場はアクアライブの外に設けられているので、直前まではベビーカーで移動して問題ありません。
息子は当時9ヶ月でしたが、それぞれの水槽の前に行くとじっと魚を観察しており、初めて見る生き物たちに興味深々でした。
展示の光があるからか館内もそこまで暗くなく、怖がることもなかったので安心しました。

飲食・授乳・おむつ替え
レストラン
我が家が訪問した際は、飲食店が4ヶ所ありました。
- ブッフェ(オルカスタディアム)
- テイクアウト(オルカスタディアム)
- フードコート(ドルフィンスタディアム)
- 出店(中庭)
最も特徴的なのはブッフェで、オルカスタディアムの1階にあるため水槽を通してシャチのショーを見られます。
こちらも事前予約可能で、水族館の入場チケットとは別に希望日の1ヶ月前から予約できます。

例えば4月28日に行きたい場合は、3月28日から予約可能です。
ただし、やはり人気なのか日程(休日)と時間帯(11~13時頃)によってはすぐに予約が埋まってしまうため、1ヶ月前になったら即予約することをおすすめします。
我が家もこちらのレストランで昼食を取りたかったのですが、1ヶ月前の日にすっかり忘れており、2日後に予約しようとしたときには中途半端な15時しか空きがなく諦めました…
ブッフェレストランに限らず、フードコートや出店も混みあうので早め早めに行動した方が良いと思います。
我が家はブッフェの予約が取れなかったためフードコートで昼食を取ろうと考えていましたが、開店の11時の時点で40人ほどの行列ができており、しばらく入れそうになく、中庭の出店で食べ物を買って昼食を取りました。
また、中庭にはフードコートで買ったご飯を食べられるように椅子とテーブルが10個ほど用意されているものの、こちらも11時半の時点で満席になっていたので昼食場所は争奪戦でした…

小さいお子さん連れだと長時間待つのが難しいと思いますので、できる限り待ち時間が少なくなるように早め行動が無難だと思います。
授乳室・おむつ替え台
授乳室は、それぞれのエリアに1ヶ所ずつあります。
- アクアライブ(水槽展示)
- ドルフィンスタディアム(イルカショー)
- オルカスタディアム(シャチショー)
注意点が1つあり、アクアライブの授乳室にはおむつ替え台がありませんでした!
授乳室以外にも一部のトイレにおむつ替え台が設置されているので、アクアライブでおむつ替えをしたい場合は大人と同じトイレを利用する必要がありそうです。
我が家はアクアライブの授乳室しか利用していないため、他2ヶ所の状況は分かりませんが、扉を閉めて入れる個室が2ヶ所ありました。

利用した時は2ヶ所とも空いており、途中で一組来られましたが並んでいる方もいなかったので、混みあっている休日にしては比較的空いていたかなという印象です。
よく授乳室は空調が効いておらず蒸し暑いor寒いなどの評判を聞く所もありますが、少なくともアクアライブの授乳室は気温や湿度に不快感を覚えることはありませんでした。
ショー
ショー以外にもふれあいや食事のイベントも開催されていますが、本記事では我が家が参加したショーに限定してお話します。
神戸須磨シーワールドでは、2種類のショーが開催されています。
- イルカショー @ドルフィンスタディアム
- シャチショー @オルカスタディアム
2つのショーは時間が被らないように交互に開催されており、上手くスケジュールを組めば連続で見ることができます。

実際、イルカショーが終わると一斉にシャチショーに向かう人の流れができていました。
1日あたりの開催回数は日によって異なり、平日は3~4回・休日や長期休暇期間は5~7回開催されています。
どちらも座席付近にベビーカーを持ち込むことはできないので、会場外のベビーカー置き場を利用して、抱っこで入場しました。
どの時間帯のショーを選ぶかは各家庭のご都合次第ですが、特に人気のシャチショーは、やはりできる限り早めの時間帯のショーを選ぶことがおすすめです。
我が家が訪問した日のことを例にお話しすると、その日最初の開催だった11時のシャチショーは直前まで席が空いていた一方で、3回目の開催だった15時のシャチショーは14時前の時点で会場外に200人を超える行列ができており、開催40分前の14時20分の時点では満席で入場が締め切られていました。

無事に席を確保できたとしても、開催まで数十分ある状況では子供が退屈してしまいますし、なんとなく時間がもったいない気がするので、少なくとも午前中に入場しているのであれば午前中にショーを選んだ方が余裕をもって見られるかなと思います。
ショーの長さは10~15分ほどと短いので、0歳児でも膝の上に座らせて見ることができました。
ジャンプや水かけパフォマーンスが盛んで、特にシャチショーは前の10列目くらいまでは水を被っていたので、お子さんが前に座りたがる場合はレインコートを持って行った方が良いと思います(現地で販売もありました)。


ちなみに息子は、初めて見る大きな生き物に対してジャンプするたびに声を出して反応していました。
まとめ
以上、我が家が神戸須磨シーワールドに訪問した際のレビューでした。
0歳9ヶ月で楽しめるか不安でしたが、息子は生き物に興味を示して目を輝かせており、行ってよかったです。
展示やショー以外にも、ベビーカー置き場や授乳室・おむつ替えスペース、複数の飲食店があるので、特別何か困ることはなかったかなと思います。
赤ちゃんや子連れで神戸須磨シーワールドに行くことを考えている方にとって、本記事が少しでも参考になれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。