はじめに

子育て支援センターってどんなところ?
何が出来てどういう人が利用できるの?

持ち物や注意点はあるの?
今回はこのような子育て支援センター(以下、支援センター)について知りたい方に向けて、週2~3回通っている我が家の実経験をもとにお話します。
少しでも参考になる部分があればと思いますので、興味のある方はぜひご覧ください。

本記事はあくまでも我が家が住んでいる地域の支援センターを例にまとめており、細かいルールや実施内容は支援センターごとに異なるため、詳しくはお住いの自治体のホームページなどから情報をご確認ください。
子育て支援センターとは

支援センターは各自治体が運営している施設で、おもちゃや絵本など施設内にあるものを自由に使うことができます。
- 対象者:就学前の子供+保護者
- 利用料:無料
- 利用日・時間:平日9~16時頃が多い(施設によっては土日も利用可)
- 場所:保育園の敷地内、商業ビルの行政フロアの一角 など
- 内容:おもちゃ遊び、イベント、育児相談 など
このように就学前の子供であれば誰でも無料で遊ぶことができ、基本的には住んでいる自治体以外にある支援センターも利用可能です。

週2~3で通っている我が家にとって、無料で利用できるのはとても嬉しいです。
利用開始~終了の流れ

うちの自治体では保育園に併設されている支援センターが多く、そちらの例をお話します。
支援センターごとに息子の名前で利用者カードを作っており、最初に受付で提出しています。
- 入口のインターフォンを鳴らす
- 保育園の敷地に入り、支援センターのある部屋に向かう
- 部屋の入口にある受付で利用者カードを提出する
- 名前シールを書いて、子供の背中に貼る
- ロッカーに荷物や上着を入れる
- 自由におもちゃで遊ぶ
- おもちゃを片付ける
- スタッフに帰る旨の声かけをする
- 名前シールを剥がす
- 利用者カードを返却してもらう
- 上着や荷物を持って支援センターを退出する
支援センターでは、名前シールに名前と月齢(例:0歳10ヶ月の場合は、0.10)を書いていて皆の月齢が分かるため、月齢の近い子のママ同士が話すきっかけになっています。

私の場合は、数ヶ月上の子の行動を見て「息子も○ヶ月後には、こんなことができるようになっているのか~」と将来を想像しながら楽しんでいます。
またベビーカーや自転車で行く方は、大抵の支援センターで入り口付近に置き場があるので、そちらに置かせてもらえると思います。

ちなみに、うちの自治体の支援センターには利用者の駐車場はないため、車で行きたい方は支援センターに事前確認した方が良いです。
出来ること
支援センターでは、おもちゃで遊ぶ以外にも色々と出来ることがあります!
- おもちゃ・園庭遊び
- 身体測定
- 育児相談
- イベント
- 絵本の読み聞かせ
- 子供服のリサイクル
- おむつ替え、授乳
おもちゃ・園庭遊び
支援センターの1番の魅力はやはり、たくさんのおもちゃで遊べることです。
家にないおもちゃがたくさんあるので、息子は毎日テンションをあげながら楽しんでいます。

- ボール落とし
- おままごとキッチン
- 知育ボックス
- 滑り台
- ボールプール
- ミニカー
- パズル
- 絵本
- 手押し車
- 子供用車
- プレイジム
- ベッドメリー など
広さがあるため、滑り台やボールプールなど大型のおもちゃも色々置いてあります。
また、支援センターによっては夏に園庭でプール遊びができるところもあるようです!

広い空間で楽しそうにハイハイしている息子を見ると、こっちも楽しくなります。
こう見ると1人で座ったり歩いたりできないと遊ぶのは難しいと思うかもしれませんが、部屋の端にはベビーベッドがありベッドメリーやプレイジムも貸してもらえるので、まだ寝んねメインのお子さんでも楽しむことができます。

動き回るお子さんがたくさんいるので、ベビーベッドで安全を確保できるのも安心ですよね。
身体測定

スタッフさんに声をかければ、身体測定も行ってくれます。

随時実施している所と決まった日時で実施している所があるので、支援センターによって確認が必要です。
商業施設の授乳室で身長や体重を測定できるとこともありますが、そのような場所が近くにない方の場合、自治体の乳児健診の身体測定だけだと半年以上間隔があいてしまうこともあると思います。
お子さんの身長・体重が気になる方は、支援センターを利用して定期的に身体測定をしてもらうと、成長過程が分かって安心かと思います。

うちの自治体では測定カードがもらえて、そちらに毎回記録してくれます。
育児相談

支援センターのスタッフは保育士など保育や育児の知識を持っている方が多いので、子供に関する悩みや質問は気軽に相談できます。
我が家が通う支援センターでは月に1回、栄養士への相談(離乳食・ミルク)や小児科医への相談(健康・成長)ができる機会があります。

特に初めての育児は分からないことだらけなので、専門の方に相談できるのは心強いです。
イベント

我が家が通う支援センターでは、事前申込制で月に何回かイベントが実施されています。
- 0歳児の会
- 1歳児の会
- お誕生会
- 近隣の公園で遊ぶ会
- リトミック
- ベビーマッサージ
- 地域の方による絵本の読み聞かせ
0歳児の会や1歳児の会は同じ年齢の子供が集まって一緒に遊べるのですが、遊ぶだけでなく季節に合わせた物づくりも行いました。

12月に参加した時は、足型を角にしたトナカイの帽子を作りました!

子供服のリサイクル

最寄りの支援センターでは、サイズアウトして着なくなった子供服を集めて、欲しい人が自由に持っていけるリサイクルBOXが設置されました。
子供服のサイズは60~110と幅広く、帽子や靴などの小物もあります。
幼少期の服はすぐにサイズアウトして着られなくなるので、毎回新しい服を買っていてはコストがかかりますよね。
また、サイズアウトしてしまったけれど品質的にはまだ着られる服を捨ててしまうのはもったいないと感じる方も多いのではないでしょうか。
そういった双方の思いをうまく活かして、子供服のリサイクルが始まったのは個人的にとても嬉しいなと思っています。

中古品だからこそ、外遊びや食べこぼしで汚れてもいいやと割り切れますしね。笑
おむつ替え、授乳

基本的には、支援センターでおむつ替えや授乳は可能であることが多いです。
我が家が通う支援センターでは、おむつ替えは部屋の近くにあるトイレで、授乳はカーテンで仕切った部屋の片隅で行えるようになっています。

ただし、ミルクのお湯は持参が必要です。
遊んでいる所と同じ空間でいつでもおむつ替えや授乳ができるので、おむつ交換や授乳回数の多い月齢の低いお子さんでも安心して遊ばられると思います。

支援センターによるかもしれませんが、離乳食は持ち込み不可でした。
持ち物

支援センターから指定されている必須の持ち物は利用者カードのみですが、お出掛けと同じように我が家は他にも色々と持って行っています。
- 利用者カード
- おむつ
- おしりふき
- おむつ替えシート
- 着替え
- よだれかけ
- ストローマグ
- 水筒(親)
最近の例でいうと、冬の支援センターは暖房がよく効いて室内が乾燥しているので、大人も子供も飲み物は持って行った方が良いと思います!

身体測定をする場合は体の下に敷くバスタオルが必要な所もあるので、何かイベントに参加する場合は追加の持ち物が必要か確認されると良いと思います。
注意点
支援センターは公共の場なので注意点やルールがあります。
例えば、我が家が通う支援センターのルールは以下のとおりです。
- 風邪の症状がある時は、利用を控える
- 口に入れたおもちゃは、専用のカゴに入れる
- 交換したおむつや鼻水を拭いたティッシュは、各自で持ち帰る
- 写真や動画は、他の子が写らないよう撮影する
衛生対策

免疫の少ない小さな子供が集まる場所なので、感染症が拡大しないように特に衛生面でのルールは色々設けられています。
息子が生後5~9ヶ月の頃は何でも口に入れて舐めることが多かったのですが、舐めたおもちゃを入れる専用のカゴが用意されており、すぐにスタッフの方が消毒してくださるようになっているのでとてもありがたかったです。

ちなみに、万が一感染症をもらうことがあっても、免疫が鍛えられるいい機会だったと思うようにしています。笑
写真撮影

我が子が支援センターで楽しそうに遊ぶ様子を写真や動画に収めたいと思う方もいらっしゃいますよね。
支援センターによっては写真撮影自体が禁止の所もあるようですが、我が家の場合は他のお子さんが写らないように配慮すれば撮影OKでした。

自分で歩ける子はずっと動き回っているので、写らないように撮影するのも結構大変でした。笑
また写真撮影に夢中になるあまり、周りの方に迷惑をかけたり、いざという時に子供を助けられない状況(例:子供が段差にのぼっている時に遠くから撮影して落ちそうになっても間に合わないなど)になったりしないように十分注意は必要だと思います。
まとめ
以上、子育て支援センターに関する情報でした。
たくさんのおもちゃで遊んでお子さんが楽しめるだけでなく、親もスタッフの方と話すことで気分転換になる部分があると思います。
家の近くに支援センターがあって気になっているという方は、ぜひ一度足を運んでみることをおすすめします!
本記事が少しでも参考になれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。