はじめに

ハイハイを始めて部屋中を移動するようになり、危険場所に来れないようにベビーゲートを設置したい!

突っ張り式で扉のついているベビーゲートが欲しいなぁ…

本記事はそのような方におすすめです!
我が家も息子がずり這いを習得してから一気に行動範囲が広がり、日本育児の突っ張り式ベビーゲート(扉付)を階段や台所近くに設置しました。

数あるベビーゲートの中からこちらを選びましたが、使用に不満はなく、購入してとても満足しています。
そこで今回は、日本育児の突っ張り式ベビーゲート(扉付)に関する特徴や使用して感じたメリット・デメリットをお話します。

こちらのベビーゲートを選んだ理由もお話しています。
ベビーゲートを探している方にとって、本記事が少しでも参考になれば幸いです。
ベビーゲート
概要
正式名称は「ベビーズゲイト123 ローステップ type」といい、ベビーゲートやベビーサークルを多く販売している日本育児のシリーズです。
壁の間で突っ張って固定するタイプであり、扉の開閉によって通ったりガードしたりできます。



跨がなくてよいので、通る時が楽です。
設置幅
結論からいうと、ベビーズゲイト123 ローステップ typeは74~120cmの幅に設置することができます。
74~96cmの場合
本体セットに6cmと12cmの拡張パーツが付属しているため、設置幅が74~96cmの場合は本体セットのみ用意すればOKです。
- 本体:74~79cm
- 拡張フレーム:6cm
- 拡張パネル:12cm

数値だけ見ると最大幅が79+12=91cmと思うかもしれませんが、両端は調節ノブで調節するため最大96cmまで本体セットのみで設置可能です!
設置幅に応じて、以下の組み合わせで使用します。
74~79cm | 79~84cm | 84~90cm | 90~96cm |
---|---|---|---|
本体 | 本体 拡張フレーム6cm | 本体 拡張パネル12cm | 本体 拡張フレーム6cm 拡張パネル12cm |

我が家では74cmの階段下(左)と96cmの台所横(右)の2ヶ所に設置しています。

96~120cmの場合
設置幅が96cmを超えると本体セットのみでは幅が足りないため、追加で拡張パネル(18cm,24cm)の購入が必要です。
具体的には以下の組み合わせになり、太字黄色下線は追加購入が必要です。
96~102cm | 102~108cm | 108~114cm | 114~120cm |
---|---|---|---|
本体 拡張フレーム6㎝ 拡張パネル18cm | 本体 拡張パネル12㎝ 拡張パネル18cm | 本体 拡張パネル18cm×2 | 本体 拡張パネル18cm 拡張パネル24cm |

6cmと12cmの拡張パーツは、もともと本体に付属しているため追加購入不要です。
96cmぴったりの場合

両方の分類に96cmが載っているけれど、結局96cmぴったりの場合は拡張パネルは必要なの?
ここまでお読みいただいて、このように思われた方もいらっしゃると思います。
商品説明で幅96cmが両方に含まれていたためそのように記載しましたが、結論としては設置幅が96cmぴったりの場合は本体セットのみ(拡張パネル不要)で大丈夫だと思います!
なぜかというと、我が家が96cmぴったりの場所に、本体セットのみで設置できているからです。

あくまでも主観ですが、96cmの場所に設置しても調節ノブのネジは3cmくらい余裕があるので、もうあと1~2cm設置幅が広くても本体セットのみでいける気がしました。

同様に考えると、組み合わせの境界幅(79,84,90,102,108,114cm)に設置する場合は、まず短い方の組み合わせで試してみてもいいかもしれません。
設置方法
両端の上下に調節ノブ(必要に応じて拡張パーツ)を差し込み、まわしながら壁に突っ張れば完成です!



家具の組み立てが苦手な私でも、10分以内で完了しました。
扉の開け方
扉上部にあるスライドを引きながら少し扉を持ち上げると、扉上下のロックが外れて扉をあけることができます。
<上>



<下>



上下にロックがあるため、子供が簡単に開けられず安心です。
メリット
通る部分の段差が低い
数ある突っ張り&扉付きタイプのベビーゲートの中から、こちらを選んだ一番の決め手です。
扉付きタイプの他のベビーゲートは、扉を開けた時の下部の段差の高さが3~5cmほどのものが多い一方で、こちらのベビーゲートは約1.5cmと低く、今まで躓いたことはありません。

通る時に足を引っ掛けると痛いだけでなく危険なので、段差が低く設計されているのは安全性も高いです。

足元を気にせず普通に歩いても通過できるところがとても良いです!
通過時に跨がなくてよい
扉を開閉すれば通れるので、跨ぐ必要はありません。
我が家では、普段あまり通らない場所で跨ぐタイプのベビーゲートも1つ使用しているのですが、気を付けていても足を何回も引っ掛けて転びそうになりました。
階段付近はもちろんのことですが、通過頻度の高いリビングや両手に料理を持って通る台所付近でも、足を引っ掛けて転ぶととても危険です。

ベビーゲートを階段・台所・リビングのよく通る場所に設置しようと考えている方は、こちらのように扉付きのものをおすすめします。
扉を開いたままの状態にできる
扉を100~110°くらいの位置まで開くと、カタっという感触があり、その位置で扉をキープできます。

料理をダイニングテーブルに運ぶ時やお子さんがその空間にいない時などは、扉を開いたままの状態にしておけば都度開ける手間を省略できるので便利です。

我が家も息子が寝た後など、大人しか通らない時間帯は開きっぱなしにしています。
扉が自然に閉まる
扉がとまる角度(100~110°)よりも内側で手を離すと、扉が自然に閉まります。
せっかくベビーゲートを設置しても、お子さんがいる時に扉が開けっ放しになっては意味ないですよね。
丁寧に最後まで扉を閉めなくても、自分が通る角度だけ開けて手を離せば勝手に閉まります。

特に急いでいる時はさっと通り抜けたいので、立ち止まって扉を閉めなくていいのが地味に便利です。
子供が自分で扉をあけにくい
扉の開け方で説明しましたが、上下2ヶ所にロックがあり、開ける時は少し扉を持ち上げなければならないため、小さい子供が1人で開けるのはかなり難しいです。
せっかくベビーゲートを設置しても突破されてしまっては意味がないため、簡単に通れない仕組みになっているのは非常に安心なのではないかと思います。

初めて家に遊びに来た友達も、最初は上手く開けられずに苦戦しています。笑
設置が簡単
調節ノブを差し込んで回すだけなので10分あれば設置でき、工具も一切不要です。
個人的には設置方法が面倒だとなかなか設置しようという意欲がわかず、しばらく放置してしまうタイプなので、設置に対するハードルが低いのはメリットだと感じています。

ちょっと移動させたいなと思った時にも、気軽に動かせます。
しっかり固定できる
設置時に結構力がいるくらい突っ張る力が強く、固定した後も安定しています。
毎日息子が私がゲートの向こうにいる時に激しくゲートを揺らしてアピールしており、また通るたびに何回も開閉していますが、倒れたり動いたりせずにゲートの役割を存分に果たしてくれています。


置くタイプのベビーゲートは、息子が体重をかけて押すとどうしても動いてしまうので、固定の安定性は突っ張りタイプの強みだと思います。
デザインがシンプルで部屋に馴染む
色は白と黒の2種類で、柵も縦と横の直線のみなので非常にシンプルです。
だからこそ、壁・床・家具などがどんなデザインであっても、違和感なく馴染むことができると思います。


設置場所を選ばないシンプルなものが欲しい方にはおすすめです!
デメリット
設置に少し力が必要
設置時には調節ノブをまわして固定しますが、ネジをしめるのと同じように調節ノブは段々まわりにくくなってきます。
特に下側の調節ノブは地面スレスレに位置しているので、下に指を入れてまわすことが難しく上半分に指をかけてまわすことになるので、完全にしめるのは難しいかもしれません。


我が家では上側はしっかりと固定して下側はできる範囲内でしめていますが特に動くことはないので、そこまでガチガチにしめなくても問題なく使えそうではありました。
壁に跡がつく可能性がある
長期間同じ場所で突っ張っていると、壁の素材によっては跡がつく可能性があります。
ただし、調節ノブの先はゴム製になっているため、傷や跡はつきにくいと思います。


我が家では外し忘れて白いプラスチックカバーを付けたまま使用していますが、それでも微調整で少し動かした直後は薄く跡が残るくらいで、数時間たてば綺麗に消えました。
まとめ
以上、日本育児の突っ張り式ベビーゲート(扉付)に関する特徴や使用して感じたメリット・デメリットでした。
デメリットと比較してメリットがとても多く、導入して損はないと思っています。
本記事が少しでも参考になれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。