はじめに
赤ちゃんがいらっしゃるご家庭では、使用済みの紙おむつをどう捨てるか考えたことがあると思います。

何もせずそのまま普通のごみ箱に捨ててしまうと、部屋中に臭いが漏れて大変なことになりかねませんよね(^^;
- 臭いの漏れない袋に入れて、普通のごみ箱に捨てる
- 紙おむつ専用のごみ箱に捨てる
- 念を入れ、臭いの漏れない袋に入れて、紙おむつ専用のごみ箱に捨てる
など色々方法はあると思いますが、我が家は紙おむつ専用のごみ箱としてピジョンのSuteru(ステール)を購入し、使用済みおむつをそのまま捨てています。
本記事では、約10か月間Suteruを使用して感じたメリット・デメリットを紹介しますので、おむつ用ごみ箱の購入を検討されている方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
Suteru
見た目
Suteruの見た目はこのような感じで、大きさは高さ約50cm、幅約25cmです。
色はホワイトとグレーが発売されており、我が家はグレーを選びました。


ごみ箱としてはそこまで大きくないため、部屋に置いてもあまり場所を取らないかと思います。
使い方
簡単に使い方をご紹介します。
ごみ袋のセット
1. 飛び出しているつまみ(左手でつまんでいる部分)を抑えながら、取手を持って回転させ蓋を外します。


2. レジ袋を輪っかの部分に巻き付けるようにセットして蓋を閉めます。
これで、ごみ箱のセットは完了です。


使用済み紙おむつを捨てる
1. 取手を動かして凹みを上に向け、そこにおむつを入れます。



2. おむつを入れた後、凹みが下を向くよう取手を戻せば、おむつが下のごみ袋に落ちます。
ごみ袋の交換
1. 飛び出しているつまみを持ち、つまみごと回転させながら持ち上げます。

なおこの時に、取手をおさえてしまうと袋をセットするときのように蓋の部分だけが回転して外れてしまうので注意が必要です。

2. ごみ袋ごと持ち上がるため、そのままごみ袋を下に引っ張ればごみ袋を取り外せます。



袋をセットする際と、若干外れた部分が異なるのが分かりますでしょうか
- 袋をセット:つまみより上の部分をまわす
- 袋を交換:つまみごとまわす
3. 取り外したごみ袋を廃棄して、また新しいごみ袋をセットすれば引き続き使用できます。
メリット
まずは使用してみて良いと思った点です。
臭いが漏れない

大切です。そのために購入したのですから。笑
我が家はリビングに置いていますが、傍に近づいても臭いが気にならないので安心しています。
専用ごみ袋が不要で経済的
こちらのごみ箱を選んだ大きな決め手の1つです。
おむつ用ごみ箱は、カートリッジ(専用ごみ袋)が必要なものが多いですがこちらは不要です。
つまり家にあるレジ袋などを使用できるため、カートリッジよりもコストがかかりません。

カートリッジは意外とコストがかかり、在庫が切れないように適宜買い足す必要もありますが、こちらは家で余っている袋を有効活用できるためコストパフォーマンスが良いと感じました。
おむつの捨て方が簡単
取手を動かしておむつを入れるだけなので簡単にすぐ捨てられます。

おむつ替えは1日に何度も行いますし、おむつをパパっと捨てられるのは良いなと思いました。
ごみ袋交換時に、臭いが漏れにくい
袋を下に引っ張って取り外すため、袋の口を開かずにまとめられて臭いが漏れにくいです。

我が家は24時間ごみ捨て可能な環境ではなく、ごみを出せる日が限られています。
使用から日が経ったおむつの臭いはなかなか強烈なので、少しでも臭いを軽減できるのはありがたかったです(^▽^;)
部屋に馴染みやすい
先ほど述べたとおり、大きさは高さ約50cm、幅約25cmとそこまで大きくありません。
また、色もホワイトとグレーなので、比較的部屋に馴染みやすいです。

部屋の中でごみ箱の存在感が際立つのは避けたいという方も抵抗なく使えるかと思います。
取手がついているため、簡単に移動させられる
そこまで頻繁にごみ箱を移動させる機会はないかと思いますが、個人的には掃除機をかける時にパッと持ち上げたり動かせるのが地味にありがたいです。
デメリット
次に気になった点です。
おむつを捨てる時に臭いが漏れる
おむつを捨てるために凹みを上に向けた際、凹み部分に存在しているごみ箱内のおむつの臭いを含んだ空気が解放されるため、どうしてもムワっとした臭いがします。

そこで我が家では、使わない時は凹み側を上に向けておき、おむつを捨てる時だけ凹みを下に向けてまたすぐ上に戻すことにしています。

「凹みが上向きだと常に部屋の中に臭いが充満するのでは…(>_<)?」と不安かもしれませんが、我が家の場合は、おむつを捨てる時も使用していない時も臭いは気になりませんでした。

明確な理由は分かりませんが、凹み自体から臭いが発生しているのではなく、下向きの時に充填されたおむつ臭を含んだ空気が一気に外に解放されて臭う感じがするため、下向きにする時間を短くすることで臭いが気にならないのかもしれません。
ごみ袋の大きさによっては、袋を交換しにくい
ごみ袋を交換する際は袋を下に引っ張りますが、引っ張っても袋が外れないことがあります。
ごみ袋をセットする際、輪っかの部分に袋をあまりぐるぐる巻きに巻き付けてしまうと、しっかり固定されすぎて外れにくくなる印象がありました。


この時に袋をぐるぐる巻きにすると外れにくくなるため、1周だけにするか、巻き付けずに引っ掛けるだけでも良いと思います。
臭い移りがする
臭いがつかないような特殊加工をされているわけではないので、どうしても長期間おむつを入れていると、ごみ箱に臭いが移ってしまいました。
また、生暖かいおむつの湿気で結露がみられることもあるため、定期的にごみ箱を拭いてお手入れした方が良いかと思います。
たくさんのおむつは入らない
嵩張らないほどの大きさであることの裏返しで、そこまでたくさんのおむつは入りません。
セットするごみ袋の大きさによりますが、我が家ではMサイズおむつで20枚くらいが限界です。
特におむつ変えの頻度が高かった新生児期は、ごみ出しの日までにごみ箱がいっぱいになって途中でごみ袋を交換したこともあり、交換したごみ袋は二重にして普通のごみ箱に捨てていました。

24時間ごみ出し可能か、途中で交換したごみ袋は普通のごみ箱に捨てることを可とするかなど、対応方法の検討は必要かと思います。
まとめ
以上が、おむつ用ゴミ箱 ピジョンのSuteruを使用して感じたレビューです。
たくさん入らず手入れが必要といった側面がありますが、経済的で簡単に取り扱えるというメリットもありますので、各ご家庭の状況に応じて購入をご検討いただければと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。