はじめに

両親学級って何をするの?

参加するメリットは何かあるの?
という方に向けて、今回は我が家が参加した自治体の両親学級を例にお話します。
我が家は夫婦2人で約2時間の教室に初参加しましたが、「参加して良かった!」と思っています。
そのように思った理由や具体的に学んだ内容などをご紹介していきますので、興味のある方はご覧ください。
両親学級とは

妊娠・出産・育児に関する基本事項を中心に、陣痛から出産までの流れや赤ちゃんの沐浴の仕方などが学べます。
自治体だけでなく、アカチャンホンポなどの民間企業や産婦人科病院で開催されています。

特に民間企業ではオンライン開催もあります!
網羅的に調べたわけではないので断言はできないものの、無料で参加できることが多いと思います。
両親学級という名前がついていますが、ママのみの参加もOKな場合もあるようです。
参加方法

基本的には定員があり、事前予約が必要です。

私の住んでいる自治体では、開催1か月前から電話で予約が必要でした。
特に夫婦2人で参加しやすい土日開催はすぐに予約が埋まってしまう所もあるので、行きたい候補日の受付がいつから始まるのか確認しておいた方が良いと思います!

ちなみに妊娠・出産・新生児のお世話が内容の中心なため、私の自治体では参加できるのは初産の人のみでした。
実施内容

私の住んでいる自治体では、実施内容は以下のとおりでした。
- 陣痛から出産までの経過
- 陣痛時にあると良いもの
- 陣痛中のパートナーの役割
- 陣痛の耐え方例
- 産後の体
- 産後の生活
- 産後のパートナーの役割
- 沐浴方法
- おむつの交換方法
- ロンパースの着せ方

助産師さんが2~3人いらっしゃり、講義や指導をしてくださいました。
なお、以下のように開催日によって内容に違いがありました。
- 妊娠中の過ごし方
- 妊娠中の食事
- 妊婦ジャケットを着用したパパの妊婦体験
- 事前に準備が必要な赤ちゃん用品
- 赤ちゃんの生活リズム
- 赤ちゃんの特徴
- 赤ちゃんとのかかわり方

パパの妊婦体験は、両親学級の定番でもありますよね。
持ち物

私の自治体で必須の持ち物は、母子手帳と筆記用具のみでした。

母子手帳の中に両親学級の記録欄があるので、スタンプを押してもらいました!

このほかに、妊娠中は喉が渇きやすかったため水筒を持って行ったのですが、暖房で部屋が乾燥しており飲み物を持って行っておいて正解でした!
配布物

講義で使う資料や自治体の支援内容が書いてある資料をいただきました。
- テキスト
- 妊娠中~産後の体の変化
- 陣痛から出産までの流れ
- 妊娠中・産後の食事
- 赤ちゃんの体
- 赤ちゃんの成長
- 妊娠・出産に関する国の支援
- 自治体から受けられる妊娠・子育て支援一覧
- 講義内容をまとめた資料

紙資料が多いので、手提げ袋を持って行っておくと良いかもしれません。
参加して良かったと思った理由

沐浴やおむつ交換を実践できる
インターネットで調べれば動画や文章で説明してくれているサイトがあるため、簡単に情報を仕入れることはできますが、やはり見るのと実践するのとでは全然違います。

人形なので生きている人間とはまた違うものの、赤ちゃんの重みや体の大きさを身をもって体験できました。
産院でも沐浴指導があることが多いと思いますが、人数が多いと見学だけで実践できない場合もあります(私はそうでした)ので、事前に一連の流れを体験できたのは貴重でした。
またおむつ交換についても、実際に履かせてみると上すぎたり下すぎたり、初めての私にとってはちょうどいい位置で履かせることが難しかったです。
直接聞くことで、話が印象に残りやすい
人によるとは思いますが、私は文章でも動画でも流し見してしまう傾向が強く、見終わった後に「あれ?結局なんだったっけ?」となることがあります。
両親学級では、ホワイトボードを使った説明や実演を助産師さんが目の前でしてくださるので、1年以上たった今でも内容を覚えています。

「陣痛開始から出産まで14時間ほどです」と言うのではなく、「今陣痛が始まったとして、明日の明け方に産まれればいい方です」とイメージしやすい言い方で説明いただけたので分かりやすかったです。
夫も一緒に学べる
特におむつ替えと沐浴を一緒に体験できたことが大きかったです!
退院後からパパの育児参加が始まることが多いと思いますが、我が家の場合は事前にイメージを持っていてもらえたため、出産後の疲れた体でおむつ替えや沐浴の仕方を一から教えなくても、なんとなく分かっており助かりました。

ちなみに夫は、赤ちゃんより先に胎盤が出てくると思っていたようで、出産経過を教えてもらえてよかったです。笑
プロからの言葉をもらえる
両親学級では出産・育児のプロである助産師さんがご自身の経験や知識をもとにお話してくださるので、分かりやすく説得力がありました。
例えば、陣痛の合間の過ごし方や耐え方などは、目の前で様子を実践してもらいながら教えていただけたので印象に残りました。

てっきり陣痛の間も全く動けないのかと思っていたのですが、痛みが引く時間があって普通に動けるものだと初めて知りました(^^;
他にも、産後はできる限り体を休めた方が良いためパパのサポートが大切になりますが、助産師さんから産後の体や生活の仕方について話があるため、第3者を通して説明してもらうことでより響きやすいように感じました。
まとめ
以上、両親学級の内容や参加した感想でした。
妊娠や出産に関して学べるいい機会になりますので、悩んでいる方はぜひ参加してみることをおすすめします。
本記事が少しでも参考になれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。