育休中、毎日が慌ただしく過ぎていく中で、ふと「この時間をもっと有効に使えたら…」と思ったことはありませんか?
育児に追われながらも、自分の未来に向けた準備を少しずつ進めることで、育休明けに大きな自信と余裕を持つことができます。
この記事では、育休中に無理なく取り組める「自己投資」の方法を5つご紹介します。
どれもスキマ時間で始められるものばかりなので、「今すぐ何かを始めたい!」という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
オンライン講座・資格取得
育休中にぜひチャレンジしてほしい自己投資の一つが、オンライン講座の受講や資格取得です。
最近は、育児の合間にも自分のペースで学べるオンラインサービスが充実しており、スマホ一つあればスキマ時間を有効活用できます。
在宅でできる学びのメリット
- 自宅で完結できるため、外出の準備や移動時間が不要
- 子どもの昼寝中や夜の空き時間など、柔軟に学習時間を確保できる
- 短期間で完結する講座も多く、達成感を得やすい
育児中は長時間の勉強が難しいですが、1日15分~30分の積み重ねでも十分成果が出ます。無理なく続けることが大切です。
人気の資格・講座例
- TOEIC・英語学習
→ キャリアアップや復職後の業務に役立つ。アプリやオンライン英会話も活用できる。 - 簿記(2級・3級)
→ 事務系・経理職への転職・復職に強い味方。数字に強くなりたい人にもおすすめ。 - IT系資格(MOS、基本情報技術者試験など)
→ パソコンスキルの証明に。デジタル時代の必須スキル。 - Webデザイン・プログラミング講座
→ 副業やフリーランスへの道も開ける。需要の高い分野。 - 保育・育児関連資格(チャイルドマインダーなど)
→ 育児経験を生かしたキャリアチェンジを目指す場合に有利。
ポイント
「今の仕事に直結するもの」「将来やってみたいことに関わるもの」など、目的に合った分野を選ぶと、モチベーションを維持しやすくなります!
読書習慣をつける
育休中の自己投資として、読書習慣をつけることもとてもおすすめです。
まとまった時間が取りづらい育児中でも、1日10分でもいいので「本を開く時間」をつくるだけで、知識や考え方が少しずつ深まっていきます。
読書のメリット
- 知識の拡充
ビジネス、育児、自己啓発など、さまざまなジャンルから学べる - 思考力・文章力の向上
読解力や表現力が自然に鍛えられ、仕事にも育児にも役立つ - リフレッシュ効果
読書は気分転換にも最適。ストレス軽減にもつながる
また、読書はスマホをスクロールするのとは違い、集中力を高める効果もあります。
忙しい日常の中でも「自分だけの静かな時間」を確保するためにも、読書は大きな役割を果たしてくれます。
おすすめジャンル
- ビジネス書
例:『7つの習慣』『イシューからはじめよ』など - 自己啓発書
例:『嫌われる勇気』『マインドセット「やればできる!」の研究』など - 育児・子育て本
例:『子どもへのまなざし』『モンテッソーリ教育入門』など - 小説・エッセイ
リフレッシュや感性を豊かにする目的で読むのも◎
コツ
- スマホに電子書籍アプリ(Kindleなど)を入れておくと、授乳中や寝かしつけ後にもサッと読めて便利です。
- 目標を「1日1ページ読む」などハードルを低く設定すると、習慣化しやすいです。
スキルアップのための副業・趣味活動
育休中は、仕事に縛られない時間が確保できる分、新しいことにチャレンジする絶好の機会でもあります。
特に、副業や趣味活動を通じてスキルを磨くことで、自信がつき、将来の選択肢も広がります。
小さく始める副業のすすめ
副業というと大掛かりに聞こえるかもしれませんが、最初は「できる範囲」で十分です。
育児中心の生活の中でも、次のような副業なら取り組みやすいでしょう。
- Webライティング
→ 自宅で好きな時間にできる。スキルがあればクラウドソーシングで仕事を受注できる。 - ハンドメイド作品の販売
→ アクセサリーやベビーグッズなど、趣味を活かした商品作りが人気。 - ブログ運営・SNS発信
→ 文章力・マーケティング力を磨きながら収益化も目指せる。
ポイントは、最初から収入を求めすぎないこと。
「スキルを磨く」「楽しみながら続ける」ことを第一に考えると、長続きしやすいです。
趣味活動も立派な自己投資
収入には直結しなくても、趣味を深めること自体が自己成長につながります。
たとえば、
- 写真撮影
- 手芸
- 料理・パン作り
- イラスト制作 など、好きなことに没頭する時間は、心を豊かにし、ストレス発散にもなります。
さらに、趣味から副業に発展したり、思わぬ人脈が広がることも。
「好き」が「仕事」につながる未来も、十分にあり得るのです
健康・体力づくり
育休中に忘れてはいけない自己投資、それが健康と体力づくりです。
どんなにスキルや知識があっても、体調を崩してしまっては活かすことができません。
また、育児そのものも体力勝負な側面があり、心身のコンディションを整えることがとても重要です。
健康こそ最大の資産
- 体力があると、心にも余裕が生まれる
疲れにくくなり、イライラやストレスをため込みにくくなる。 - 育児だけでなく、復職後の仕事にも好影響
長時間のデスクワークや立ち仕事にも耐えられる体に。
健康な体は、育児も仕事もプライベートも充実させるための「土台」です。
この時期にしっかり整えておくと、何年先までもメリットを感じられるでしょう。
簡単にできる運動
育児中はジムに通ったり、ハードな運動をするのは現実的ではありません。
でも、次のような短時間・自宅でできる運動なら取り入れやすいです。
- ヨガ・ストレッチ
→ 筋肉をほぐし、リラックス効果も抜群。YouTubeの無料動画も活用できる。 - ウォーキング
→ 赤ちゃんのお散歩がてら、無理なく有酸素運動。ベビーカーでの散歩も◎。 - 簡単な筋トレ
→ スクワット、プランクなど、1日5分程度でも継続すれば体が変わる。
コツ
- 「運動の時間を作る」のではなく、「日常に組み込む」意識で。
例:赤ちゃんをあやしながらスクワット、授乳後にストレッチなど。 - 完璧を目指さず、少しでも動けたらOKという気持ちで続けましょう。
マインドセットの強化
育休中の自己投資として、意外と見落とされがちですが、心のあり方(マインドセット)を整えることもとても大切です。
育児は予測不可能な連続。思い通りにいかないことも多く、ストレスや不安を感じる場面がどうしても増えます。
そんなとき、自分自身の考え方や心の持ち方を柔軟にしておくと、育児も日常生活もぐっと楽になります。
自己肯定感アップのための取り組み
- 小さな成功体験を積み重ねる
→ たとえば、「今日は散歩に行けた」「本を1ページ読めた」など、できたことに目を向ける。 - 完璧主義を手放す
→ 「できない自分」を責めるのではなく、「まあいっか」と思える柔らかさを持つ。 - ポジティブな言葉を自分にかける
→ 「私はよく頑張っている」「今日もよい一日だった」と、自分自身を励ます習慣を。
自己肯定感が高まると、育児だけでなく、今後のキャリア形成や人間関係にも良い影響をもたらします。
感情コントロール・ストレスマネジメント
育児中は、思わぬトラブルやハプニングに直面することが日常茶飯事。
そのため、自分の感情に振り回されず、冷静に対応できる力が求められます。
具体的な方法
- 深呼吸や瞑想
→ イライラしたときに、3回深呼吸するだけでも心が落ち着きます。 - 日記を書く
→ 感情を言葉にすることで、客観的に整理できる。 - マインドフルネス
→ 今この瞬間に集中する練習をする。過去や未来への過剰な不安を減らす効果あり。
心を整えることも、立派な「見えない自己投資」です。
育休中だからこそ、焦らず、自分のペースで少しずつ取り組んでいきましょう。
まとめ
育休中は、ただ子どものためだけの時間ではありません。
自分自身とじっくり向き合い、未来に向けて成長するための貴重な期間でもあります。
今回ご紹介した「自己投資5選」は、どれも特別な準備や大きな負担が必要なものではありません。
- オンライン講座や資格取得でスキルを磨き
- 読書習慣で知識や思考を深め
- 副業・趣味活動で実践力を育て
- 体を動かして健康を守り
- マインドセットを整えて心を強くする
こうした小さな積み重ねが、育休明けの自信や新たな可能性へとつながっていきます。
「時間がないから」「今は無理だから」とあきらめるのではなく、できることを少しずつでも始めてみましょう。
未来の自分が、きっと今のあなたに感謝するはずです。
育児と自己投資、どちらも大切にしながら、充実した育休期間を過ごしていきましょう!