赤ちゃんがご飯を食べない…考えられる原因と対処法7選

子育て

離乳食が始まった頃は、「食べるって楽しいんだよ〜」とにこにこ食べていた我が子。

…のはずが、ある日を境に突然、「口を開けない」「ベーッと出す」「遊び始める」の三拍子。
「え、さっきまで食べてたよね?」「このメニュー何がダメだった?」と、もやもやしっぱなしの日々が続きました。

でも、調べたり相談したりする中でわかったんです。
「赤ちゃんがご飯を食べない」のには、ちゃんと理由がある!ということ。

ここでは、私自身が経験したことも交えながら、よくある原因5つをわかりやすくご紹介します。

原因①:お腹がすいていない(授乳・間食のタイミング)

離乳食の時間に「食べない…」となると、まずチェックしたいのがお腹の空き具合

うちの場合、特に朝ごはんで食べムラがひどいときは、前の授乳時間や夜間授乳の量が多すぎたことが原因でした。

対策ヒント:
・離乳食の30分〜1時間前には授乳やおやつを控える
・食事の前にしっかり遊ばせて「お腹空いた〜」状態をつくる

原因②:体調が悪い(鼻水・歯ぐずりなど)

赤ちゃんは、ちょっとした体調の変化にも敏感。
特に鼻が詰まっていたり、歯が生えてくるタイミングだと、**「食べたい気持ちはあっても食べづらい」**ということがよくあります。

うちの息子は、歯ぐずり中によくスプーンを拒否してました…。

見極めポイント:
・いつもより機嫌が悪い
・口の中を気にしている
・鼻づまり・咳などがある

こんなときは無理せず、量を減らしたり、メニューをやわらかめ・冷たくするなどの工夫を。

原因③:食感・温度・味が気に入らない

赤ちゃんはとってもグルメ(=こだわり強め)です!

✔ やわらかすぎるとイヤ
✔ 粒があるとイヤ
✔ ぬるいとイヤ
✔ 味が薄いとイヤ
…つまり、「昨日OKだったものが、今日はイヤ」なんてことは日常茶飯事。

これは、味覚や感覚がどんどん発達している証拠でもあるそうです。

対策:
・いつもと違う形状や温度で出してみる(例:スプーンを冷やす)
・1品だけでも“鉄板メニュー”を見つけておくと安心!

原因④:成長による“イヤイヤ期”の一環

1歳前後になると、「自分でやりたい!」「でもできない!」という葛藤が始まる子も。

特に、スプーンを奪って投げる/手づかみだけで食べたい/逆に何も触りたくない、など、自己主張が強くなるタイミングは、食べムラが出やすいです。

この時期のキーワードは「見守る&割り切る」。
完食じゃなくてOK! “楽しい食卓”を目指すことが第一です。

原因⑤:集中力が切れている(おもちゃ・テレビが気になる)

大人だって、スマホを見ながら食事をすると味がわからなくなりますよね。
赤ちゃんも同じで、視界におもちゃやテレビがあると集中できないことがあります。

対策:
・食事中はテレビやスマホをオフに
・視界に余計な刺激が入らないように配置を工夫
・「食べる時間だよ〜」と声かけして、環境を切り替える

まとめ:まずは「なぜ食べないか」を見つけるのが第一歩!

赤ちゃんがご飯を食べないと、つい「何がダメだったんだろう…」と落ち込みがち。
でも、原因がわかれば対応もしやすくなります!

次の章では、そんなときに私が実際に試して効果があった7つの対処法をご紹介します。

続きを書いてもよろしいでしょうか?

第2章:試してよかった!7つの対処法

「今日も全然食べなかった…」
「時間をかけて作ったのに、またベーッてされて終わり…」

そんな毎日に、私も何度も心が折れそうになりました。
でも、育児はトライ&エラーの連続。うちの子にも効いた、実践的な対処法を7つご紹介します。

対処法①:スケジュールの見直し(お腹を空かせてから挑む)

まずは時間とリズムを見直すことから始めました

うちでは「お昼ごはん前にお昼寝→起きてすぐごはん」の流れが定番だったのですが、寝起きは機嫌が悪くて全然食べず…。
そこで、食事前に30分ほど遊ばせる→軽くお腹を空かせるようにしたところ、食べっぷりがかなり改善!

ポイント:

  • 授乳や間食との間隔を2時間以上空ける
  • ごはんの前に体を動かす時間をつくると◎

対処法②:食事環境を整える(テレビ・スマホをオフ!)

最初の頃は、「YouTubeで音楽流しながらごはん」スタイルだった我が家。
でも、完全に画面に夢中でスプーンが口に入ってることに気づいてないレベルに…。

そこで、思い切って食事中はテレビもスマホもオフ!

お皿やスプーンもカラフルなものからシンプルな色に変えたら、逆に集中できるようになりました。

対処法③:小皿にちょこっとずつ盛る(“完食体験”を増やす)

ドーンとワンプレートにすると、それだけで圧倒されて食べる気がなくなる赤ちゃんもいます。

我が家では、小さな小鉢や仕切り皿に**「一口だけ」くらいの量を盛るスタイル**に変えました。

すると…
「あっ!食べ終わった!ぼく完食したよ!」みたいなドヤ顔(笑)

完食=達成感 → 「食べるって楽しい!」につながります。

対処法④:好きな食材に頼る戦法(うちの救世主:卵メニュー)

正直、栄養バランスや新しい食材にこだわっていた時期ほど、全拒否されがちでした。

だから私は割り切って、「食べるもの優先」主義に。

うちの息子はとにかく卵系メニューが大好き!
🥚 フレンチトースト
🥚 スクランブルエッグ
🥚 卵入りおじや

多少同じ食材が続いても、**食べてくれるならOK!**と割り切るようにしたら、気持ちがラクに。

対処法⑤:「一口でOK」のスタンスにする

つい「今日はこれだけ食べてくれるといいな〜」と期待しすぎてしまうけれど、期待が大きいと、食べなかったときの落ち込みも倍増…。

だから私は、最初から**“一口でも食べたら合格”**というスタンスにしました。

その一口が食べられた日は、もう拍手&全力でほめる
すると、翌日は二口に増えたり、徐々に意欲が上がることも。

対処法⑥:見せ方チェンジ(型抜き・盛り付けでテンションUP)

私自身、見た目にテンションが上がるタイプ(パンケーキがハート型だったらテンション2割増!笑)なので、盛り付けをちょっとだけ工夫してみました。

効果があった見せ方アイデア:

  • 野菜を星型やハート型で抜いてみる
  • 食材を顔に見立てて盛る(“ごはんおばけ”が人気でした)
  • おにぎりを小さく丸めて「パクパクサイズ」にする

がっつりキャラ弁じゃなくても、ほんの少しの見た目工夫で子どもの反応が変わること、あります!

対処法⑦:ママが先に「おいしい〜!」と食べる

食べてほしくて、つい「食べて!」「もう一口!」と声かけしがちですが、
一番効果があったのは、私が無言で先に食べる作戦でした(笑)

私:「…(ニコニコしながら自分の分を食べる)」
息子:「(チラッ)……ぼくも食べたい!」
→ 自分からスプーンを持つ!

いわゆる“まねっこ効果”で、プレッシャーなしに自然と食べ始めてくれることが増えました。

まとめ:正解は一つじゃない。小さな工夫が突破口に!

食べない日が続くと、本当にしんどいですよね。
でも、ほんの少し見せ方を変えたり、期待値を下げるだけでも、ぐっとラクになります。

今回ご紹介した7つの対処法

  1. 食事前にしっかり遊ぶ(リズム調整)
  2. テレビ・スマホをオフにする(環境を整える)
  3. 小皿盛りで“完食体験”を作る
  4. 好きな食材に頼ってOK
  5. 一口で合格にする(ハードルを下げる)
  6. 型抜き&盛り付けで見た目を工夫
  7. ママが「おいしい〜」と先に食べる

次の章では、私が実際にやって「うまくいかなかった」ことや反省点を、失敗談として赤裸々にお届けします。

第3章:やってみたけど、うまくいかなかったこと(失敗談)

育児の情報を調べていると、「これで食べてくれるようになりました!」という声がたくさんあって、希望が持てる反面…

「うちはぜんっぜん効果なかったんだけど!?泣」
という経験、ありませんか?

もちろん私もあります。

この章では、実際に私がやってみたけれど失敗に終わったこと&そこから学んだことを正直にお話しします。
※失敗談って、実は一番リアルで参考になるかもしれません…!

① 栄養バランスにこだわりすぎて空回り

「今日は鉄分もカルシウムもビタミンも摂らせなきゃ!」と、
栄養士さんの本を読み漁って完璧プレートを作った日のこと。

→ 結果:一口も食べずに終了。私、大爆発。

反省ポイント:

  • 大人でも「栄養満点だけど好みじゃないメニュー」って食べたくない
  • 栄養よりまずは「食べたい気持ち」を育てることが大事!

今では、完璧を目指すよりも「好きなもの+ちょっと栄養」くらいがちょうどいいと思うようになりました。

② 「完食させなきゃ」と焦って逆効果

「せっかく作ったんだから、全部食べてもらわなきゃ!」という気持ちが強すぎて、
スプーンを何度も口元に運んでは「もうちょっと食べようね?」と連呼。

→ 結果:子どもギャン泣き、私が無言で片づける…。

気づいたこと:

  • 食事は“楽しさ”が第一
  • 「今日は食べない日か〜」と受け流すスキルが大事

「一口でも食べたらラッキー♪」くらいの気持ちでいた方が、**自分のメンタルがもつ!**ということに気づきました。

③ SNSで「よく食べる子」と比べて落ち込む

ある日、育児アカウントで見た投稿。

「今日のごはんも完食!うちの子ほんとによく食べる♡」
(写真:野菜たっぷり・彩り完璧な手作りプレート)

→ それを見た私は、自分の作った白いおかゆとバナナに悲しみを感じ、軽く自己嫌悪…。

学びポイント:

  • SNSは“他人のハイライト”。育児の現実は人それぞれ
  • 落ち込むくらいなら、見ない!
  • 見るなら「共感系」「ゆる育児系」アカウントがおすすめ◎

「よく食べる子もいれば、食べない子もいる」
そんな当たり前のことに、ようやく納得できるようになりました。

④ 1日単位で一喜一憂して疲弊

「今日は食べた!」→ 喜び爆発
「今日は全然ダメだった…」→ 自信喪失

毎日が感情のジェットコースターでした。
でも、子どもって“今日はたまたま食べなかった”だけという日も多いんですよね。

視点チェンジ:

  • 1日単位ではなく、1週間単位で「まあまあ食べてるな」ならOK!
  • 総合的に見て成長していれば問題なし!

まとめ:「失敗」からこそ見えた大切なこと

私がやってうまくいかなかったこと👇

  • 栄養バランスにこだわりすぎた
  • 完食を目指してプレッシャーをかけた
  • SNSで他の子と比べて落ち込んだ
  • 毎日の結果に一喜一憂しすぎた

でも、それらを経験して初めて、自分と子どもに合う食のペースが見えてきました。

次の章では、「食べないことを相談してみて本当によかった!」と感じた支援先やアドバイスについてお話しします。

続きを書いてもよろしいでしょうか?

第4章:相談してよかった!支援のプロたち

赤ちゃんがご飯を食べない日が続くと、
「私の作り方が悪いのかな?」
「この子だけ食べないっておかしいのかな?」と、つい自分を責めてしまいがち…。

私も何度も「どうしたらいいの?」と壁にぶつかりました。

でも、勇気を出してプロの方に相談したことで、気持ちも食卓の雰囲気もぐっとラクになったんです。

この章では、私が実際に相談して救われた“支援のプロたち”と、印象に残ったアドバイスをご紹介します。

① 保健師さん:「ママの気持ち、大事にしてね」

1歳健診のとき、育児相談のコーナーで何気なく聞いてみたのがきっかけ。

私「最近、ぜんぜん食べてくれなくて…」
保健師さん「よくがんばってるね〜!でもね、毎日じゃなくていいんだよ」

印象に残ったアドバイス:

  • 「子どもって波があるから、1週間単位で“食べた日が3日あれば合格”くらいでOK!」
  • 「ママが追い込まれてると、子どももプレッシャーを感じちゃうよ」

私が一番救われたのは、“食べさせなきゃ”よりも、“ママの気持ちが大事”と言ってくれたことでした。

② 小児科:「食べムラは“成長の一部”だから心配なし」

鼻水が続いて小児科に行ったときに、「最近ごはんもあまり食べなくて…」とついでに相談したことがあります。

すると先生が一言。

「この月齢ではよくあること。体重が減ってなければ心配いらないよ」

具体的なポイント:

  • 成長曲線に問題がなければ、“食事の量”より“元気さ”や“成長の様子”を見てOK
  • 食べないのは、遊びたい・眠い・気分じゃない、など日常的な理由も多い

それを聞いて、「そうか、毎日食べなくてもいいんだ」と気持ちがフッと軽くなりました。

③ 栄養士さん:「食べない=ダメじゃない」

支援センターの離乳食相談会で出会った栄養士さんが、さらっと言ったこの一言が、今でも心に残っています。

「食べないことは、“食べたくない”という意思表示。ダメじゃなくて、“自分の意志が育ってる”ってことなんですよ」

その後アドバイスしてもらったこと:

  • 食事量が少ない日は、ミルクやおやつでカバーすればOK
  • “よく食べる日”もあれば、“全然食べない日”もある。それが普通!

「“食べない”も成長のうち」って言われたのは目からウロコでした。
ついネガティブに考えがちなこの行動も、**ポジティブに受け止めていいんだ!**と、前向きになれました。

番外編:ママ友の一言にも救われる

SNSやママ友LINEグループでも、ポロッと共感できる一言に救われたこと、たくさんありました。

「うちも全然食べなかったけど、1歳3ヶ月くらいから急に食べ始めたよ〜」
「昨日1口しか食べなかったのに、今日はカレーで完食!謎すぎる(笑)」

うちだけじゃないんだ”って思えるだけで、グッと気がラクになります。

まとめ:相談することで、心が軽くなる

✔ 保健師さんの「ママが無理しないことが大事」
✔ 小児科医の「成長してればOK」
✔ 栄養士さんの「“食べない”も意志のひとつ」
✔ ママ友の「うちも同じ」で安心感

悩んだときは、自分一人で抱え込まず、話してみるだけでも違います。
育児の不安は、“言葉にするだけ”で整理できたり、気持ちがリセットされたりするもの。

第5章(おわりに):食べない日もある。それでも子どもは育っていく

「どうして食べてくれないの…?」
「せっかく作ったのに、一口も食べてくれなかった…」
そんな日が続くと、育児の中でも特に“ごはんタイム”がストレスになってしまいますよね。

私も一時期は、離乳食の時間が近づくだけで憂うつになっていました。
でも、1歳を過ぎて感じたのは――

食べない日があっても、大丈夫。赤ちゃんはちゃんと育つ。

ということです。

食べない=失敗ではない

赤ちゃんがご飯を食べない日、
つい「私のせいかも」と思ってしまうこと、ありませんか?

でも、赤ちゃんには赤ちゃんのペースがあります。
「食べたくない」=ママが悪いわけじゃない。
それは、“まだ食べる気分じゃなかった日”なだけ。

うちの息子も、2〜3日ほとんど食べなかったかと思えば、急にモリモリ食べる日が来たり…。
波があるのが“ふつう”なんですよね。

1日単位でなく、1週間単位で見てみよう

食べない日があると不安になりますが、成長曲線を見てみると、
「えっ?こんなに大きくなってたの?」ということもよくあります。

小児科の先生にも言われました👇

「毎日食べてるかより、トータルで育ってるかが大事」

だから私は、「この1週間で、何日“まあまあ食べた日”があったか」で判断するようにしています。
この“ゆるい視点”を持つようになってから、心の余裕がぐっと増えました。

ママの笑顔が、いちばんの栄養かもしれない

食事って、単なる栄養補給だけじゃなくて、
「楽しい・うれしい・おいしい」って感じる時間でもあるはず。

それを赤ちゃんが感じるには、まずママの表情が笑顔であることが一番の近道かもしれません。

私は今、食べない日があっても「ま、いっか」と笑って言えるようになりました。
そのおかげか、息子も前よりリラックスして食卓に座ってくれるようになった気がします。

最後に:食べるペースも個性のひとつ

よく食べる子、ちょっとずつ食べる子、好き嫌いがある子…
赤ちゃんの食のペースは、本当に**それぞれの“個性”**です。

「食べないこと」を責めるのではなく、
「どうしたら楽しく食べられるかな?」と考えるスタンスが、
これからの長い食育にとっても大切なんじゃないかなと思っています。

▼この記事のまとめ

  • 赤ちゃんが食べないのには、いろんな原因がある(体調・気分・好み…)
  • 対処法はひとつじゃない。小さな工夫で変わることもある
  • 食べない日があっても、焦らなくてOK!
  • 1週間単位で見て、成長していれば大丈夫
  • 一番大事なのは、ママの気持ちがつぶれないこと◎
タイトルとURLをコピーしました