子どもの早起き習慣づけ!実際に効果があった5つの方法

子育て

「子どもって朝は勝手に早く起きるんじゃないの?」
…そう思っていた時期が私にもありました(笑)

ところが、1歳を過ぎた頃から我が家の息子は**“朝グズリ魔”**に変身。
起きる時間が日によってバラバラ、おまけに機嫌は最悪…。
私の朝の時短ルーティンは見事に崩壊しました。

それを機に「なんとか早起きの習慣をつけたい!」と試行錯誤。
その過程で知ったのが、子どもにとって“朝のリズム”がとても大事だということです。

① 朝型の生活リズムは心と体の成長を促す

赤ちゃんや子どもは、成長ホルモンや自律神経の働きが“生活リズム”に大きく影響を受けます。

夜更かし・遅起きのリズムが続くと、
・昼夜逆転しやすい
・昼寝やごはんのタイミングがずれる
・なんとなく機嫌が悪い
…などの“プチ不調”が続くことも。

逆に、朝決まった時間に起きて、朝日を浴びる生活が整うと👇
✅ 脳がすっきり覚醒しやすい
✅ 体内時計が整い、自然と夜も眠くなる
✅ 食欲・便通なども安定する

つまり、朝のスタートがその日のリズムを左右するカギになるんです。

② 朝日を浴びることで体内時計がリセットされる

人の体には「サーカディアンリズム(概日リズム)」という体内時計が備わっています。
このリズムは約24時間より少し長めに設定されていて、放っておくとどんどんズレてしまうんです。

そこで大切なのが、朝日を浴びて“体内時計をリセット”すること

朝の光を浴びると…

  • 睡眠ホルモン(メラトニン)の分泌が止まり
  • 体と脳が「朝だ!」と認識し
  • 約14〜16時間後に自然な眠気がくるようになる

これを知ってから、私は**息子が起きたらすぐカーテン全開!**が習慣になりました。

③ 生活リズムが安定すると、ママもラクになる!

子どもに早起き習慣がつくと、1日の流れがぐんとスムーズになります👇

✅ 朝の着替え・ごはん・お昼寝がスムーズに
✅ 夜も自然と眠くなるので寝かしつけがラクに
✅ イレギュラーな予定にも対応しやすくなる

そして、何よりありがたいのが――
ママの自由時間が“朝に少し生まれる”こと!

私の場合、息子の早起きに成功した日には、朝7:30には朝食・着替え完了→その後15分くらい“ぼーっとタイム”が確保できるように!
(この15分でフレンチトースト食べながらコーヒーを飲めるだけで、一日がんばれる…!)

まとめ:早起きは「生活を整える土台」

早起きの習慣は、子どもにとって👇

  • 心と体の発達をサポートする
  • 体内時計を整える
  • 食事・睡眠・排泄のリズムを安定させる

そして、ママ・パパの生活もぐんとラクになる!

次の章では、そんな我が家が実際に取り入れて効果があった、
“早起き習慣づけ”の具体的な5つの方法を紹介していきます。

第2章:我が家で効果があった!早起き習慣づけ5つの方法

「早起きが大事なのはわかった。けど、どうやって?」
私も最初はそこが一番の壁でした。

いろいろ試しては挫折して…の繰り返しの中で、これは効果あった!と感じた5つの方法をまとめました。

うちの1歳息子にも効いた“ゆるくて続けやすい”方法なので、ぜひ試してみてください◎

方法①:朝起きたらすぐカーテンオープン!(光の力は偉大)

これは我が家の早起き習慣のです!

赤ちゃんの体は、太陽の光にとても敏感。
朝日を浴びることで、体内時計が「リセット」されます。

我が家の流れ:

  • 息子が起きる気配(モゾモゾ)を感じたら
  • 「おはよう〜」と声かけしつつ
  • すぐカーテンを全開!自然光をたっぷり浴びせる

真冬で朝日が弱い日は、リビングの電気を明るめにするだけでも違います。

ワンポイント
カーテンは、遮光タイプより“朝日が少し入る”カーテンに変えたら◎でした!

方法②:寝る時間を固定する(就寝リズムが早起きのカギ)

「早起き=寝るのを早くすること」が前提、なんですよね。
夜遅くまで起きていれば、朝も起きられないのは大人も同じ。

そこで意識したのが、就寝時間の固定
うちは毎日19:30〜20:00までには就寝を目指しています。

ポイント:

  • 夜ごはんは18:00までに済ませる
  • 18:30以降はテレビやスマホはオフ(興奮しないように)
  • 寝る前は同じ絵本&お気に入りのおくるみでルーティン化

夜のスケジュールを整えることで、朝のぐずりも明らかに減りました!

方法③:起きる時間を同じにする(休日でもズラさない)

週末になると、「今日はゆっくり寝てていいよ〜」ってなりますよね…。
でも、それが体内時計をズラす原因に!

うちも以前、休日に息子が9時過ぎまで寝た日があったんですが、
→ その夜なかなか寝ない
→ 翌朝もまた遅くなる
→ 結果、ずるずるリズムが崩壊

対策:

  • 平日と同じように7:00前後には起こすように(休日も)
  • どうしても寝ているときは、カーテンだけ開けて自然に起きてもらう

「毎日同じ時間に起きる」は、早起き習慣の要です!

方法④:朝ごはんでテンションを上げる(卵系メニューが大活躍)

「早起き=楽しみがある」と思ってもらうのがコツ。

うちの息子にとっての“朝の楽しみ”は、大好きな卵料理!
私の趣味(卵炭水化物)と見事に一致(笑)

よく登場するメニュー:

  • フレンチトースト(甘さ控えめ)
  • スクランブルエッグ
  • 卵とチーズのおにぎり
  • パンケーキにヨーグルト&バナナトッピング

食べたいメニューがあるだけで、機嫌良くイスに座ってくれる確率がUP!

方法⑤:ママも一緒に“おはよう”ルーティンを楽しむ(声かけ&笑顔)

朝の空気って、子どもはとっても敏感に感じ取ります。

バタバタ&イライラしていると、赤ちゃんもなんとなくグズグズ…。
だから、私は自分が“朝ごきげん”でいることを心がけています。

実際にやっていること:

  • 朝いちばんに「おはよう〜今日もいい天気だよ〜」と声をかける
  • 朝ごはんはなるべく一緒に食べて「ママもおいしい♪」とアピール
  • 着替えながら「今日は何着ようかな〜」と実況中継

赤ちゃんにとっては、ママの表情がいちばんの朝のスイッチになるのかもしれません。

まとめ:ポイントは「光・生活リズム・ワクワク感」

我が家で効果があった早起き習慣👇

  1. 朝起きたらすぐカーテンオープン!
  2. 寝る時間を固定して、夜型防止
  3. 起きる時間を毎日揃えてリズムキープ
  4. 朝ごはんで“楽しみ”を作る(卵料理推し)
  5. ママも笑顔で“おはよう”を演出♪

すぐに全部は難しくても、一つずつ試してみるだけでも効果は実感できます◎

第3章:やってみたけどうまくいかなかった習慣とその理由

「これ、よさそう!」「試してみよう!」と思って始めたのに…
全然うまくいかなかった or 逆効果だったということ、育児あるあるですよね。

私も早起き習慣づけに関して、良かれと思ってやったのに失敗したことがいくつもありました。

この章では、我が家の“うまくいかなかった習慣”とその理由・反省ポイントを正直にシェアします。

① 朝からテレビをつけっぱなし → 動きが完全にストップ…

「朝ごはん食べてる間、Eテレでも流しておこうかな〜」
→ その結果、スプーンを持ったまま固まる息子

テレビが大好きな子にとって、映像の刺激は強すぎる!
朝から集中力が全部そっちに持っていかれて、ごはんはストップ、お着替えも拒否、移動も拒否…。

反省ポイント

  • テレビは“朝のごほうび”ではなく、“朝の妨げ”になることもある
  • 特に早起き習慣をつけたい時期は、朝のルーティンが終わるまでテレビ封印!

② 夜の寝かしつけを遅らせる → 早起きどころか寝起き最悪に

「寝る時間が遅ければ、朝は自然と起きてくれるでしょ?」
…そんな甘い考えで、寝かしつけを1時間遅らせた日。

→ 結果:翌朝起きない・不機嫌MAX・1日ぐずぐず

幼児は、大人と違って**“寝不足=早起き”にはつながりません**。
むしろ睡眠の質が落ちて、翌日に響くだけでした。

学びポイント

  • 寝かせる時間を遅らせても、起きる時間は自動で遅くならない
  • 早起きさせたいなら、**寝る時間を“前倒し”**するのが基本!

③ 「早く起きて!」と声をかけすぎ → さらに不機嫌に…

朝バタバタしていると、つい何度も声をかけてしまいますよね。

「起きて!」「もう朝だよ!」「ごはんの時間だよ!」

でも、これが完全に逆効果。
特に眠りが浅いタイミングでしつこく声をかけると、機嫌が悪くなって“寝起きイヤイヤ”に突入…。

改善ポイント

  • 無理に起こさず、カーテンを開けて自然に光で起きるのを待つ
  • 声かけは明るく、1〜2回にとどめる
  • 起きたあとの第一声は「よく寝たね〜」「おはよう〜♡」などポジティブワードに!

番外編:朝ごはんの“張り切りすぎ”で疲弊

早起きしてほしいあまりに、朝からオムレツ・スープ・パンケーキ…と気合いを入れすぎて私が疲弊
(育児あるあるですよね?)

→ 結果、息子は一口しか食べず、私はキッチンで虚無状態。

学び:

  • 朝ごはんは“手軽に用意できる好きなメニュー”が最強!
  • フレンチトースト+フルーツくらいでOK!
  • がんばりすぎないことが、続けるコツ◎

まとめ:「うまくいかない日もある」と知っておくことが大事

我が家の“失敗した早起き習慣”👇

  • 朝のテレビは集中力を削ぐ
  • 寝かしつけを遅らせても逆効果
  • 声かけの多さは不機嫌を引き出す
  • 朝ごはんに気合いを入れすぎるとママがつらくなる

どれもやってみて気づいたことばかり。
でも大丈夫。失敗は次につながるヒントなんです!

第4章:続けるコツは「完璧を目指さないこと」

ここまで、我が家の成功パターン&失敗パターンをご紹介してきましたが、
早起き習慣づけにおいて**一番大切なのは、「続けること」**です。

そして、「続ける」ためには、がんばりすぎないこと=完璧を求めないことが本当に大事だと実感しています。

「毎日同じ時間に早起き」じゃなくていい

理想はもちろん、毎朝7時起きで機嫌よく1日スタート!ですが、
現実は…

  • 寝ぐずりで寝るのが遅かった翌日
  • 体調がいまいちの日
  • ママも疲れて寝坊しちゃった日

…そんな**“イレギュラーな日”は絶対にある**んですよね。

でも、それで「今日は失敗だ…」と思ってしまうと、
モチベーションも気力もどんどん下がってしまいます。

私が意識しているのは:

「3日続けて1日崩れる」くらいの気持ちでOK!

それでも、全体のリズムは少しずつ整っていきます◎

肩の力を抜くと、子どもも自然とラクになる

育児って、ママが“構えすぎている”と、
子どもにもその緊張感が伝わってしまいます。

特に朝は、ママの空気感=子どもの空気感

私も一時期、「朝は絶対7時起き!」「早く食べて!」「なんでぐずるの?」とイライラしていた時期がありました。
でも、気持ちを切り替えて**「起きられたらラッキー、起きられなかったら昼寝調整でOK」**くらいのスタンスにしたら…

→ 息子も自然と朝の機嫌が良くなり、早起きも安定してきたんです。

ポイント:

  • ママ自身が“ゆるく・笑顔でいる”ことが、結果的に習慣化の近道になる

ストレスフリーこそ、続ける育児のカギ

1歳育児の毎日は、ただでさえやることが多い!
その中で早起きまで習慣化するのは、簡単なことじゃありません。

だからこそ、
「多少ズレてもいい」
「昨日できなかったことを、また今日試せばいい」
そんなふうに、心と時間に“ゆとりの余白”を持つことが大切です。

うちは「早起き習慣=ごはん・遊び・お昼寝のリズムが整うことで、1日がラクになる」
という**“時短・ストレスフリー生活への第一歩”**になりました。

ママの自己肯定感も一緒に育てよう

最後にお伝えしたいのは、
「今日もがんばった!」と自分をちゃんと認めてあげてほしいということ。

早起きできた日も、できなかった日も、
朝ごはんが簡単メニューでも、パンだけでも(笑)、
子どもと一緒に朝を迎えて、今日をスタートできただけで、もう十分すぎるくらいすごいんです。

まとめ:100点じゃなくて、60点でも続けられる方がいい

☑ 毎日できなくてもOK
☑ できなかった日は“調整すればいい”くらいの気持ちで
☑ 子どものリズムはゆるやかに変わっていく
☑ ママの笑顔がいちばんのスイッチ
☑ 続けるには、がんばりすぎない工夫が必要!

第5章(おわりに):子どもの“朝の力”は毎日の積み重ねで育つ

「早起きさせなきゃ」「生活リズムを整えなきゃ」と思えば思うほど、
朝の時間がプレッシャーになってしまうこと、ありませんか?

私は、“理想の朝”と“現実の朝”のギャップに何度も落ち込みました。
でも、少しずつ習慣を整えていくうちにわかったんです。

子どもの“朝の力”は、いきなり育つものじゃない。
毎日の小さな積み重ねが、ゆっくり育てていくもの。

「今日はできた」じゃなくて、「続けていることが大事」

朝のカーテンオープン、夜の就寝時間、朝ごはんの小さなルーティン…。
どれも最初は効果があるのか半信半疑でしたが、1ヶ月後、2ヶ月後には驚くほど生活が安定しました。

そして、何より私自身が朝の過ごし方に自信が持てるようになりました。

子どもがスッと起きてくれた日、
朝ごはんを機嫌よく食べてくれた日、
着替えがスムーズにできた日。

それぞれが「よくやった私!」って言えるくらい、育児のプチ成功体験になります◎

「朝がうまくいくと、その日1日がラクになる」

不思議と、朝の流れがうまくいった日は、1日が気持ちよく進むんですよね。

息子の機嫌もよくて、
昼寝もスムーズ、
ごはんもまあまあ食べて、
私自身にも余裕ができる。

そんな日が週に3日、4日と増えていくことで、育児全体がラクになっていきました。

「おはよう」から始まる、笑顔の育児

育児のスタート地点は、毎朝の「おはよう」。
この言葉から始まる1日を、ママも子どもも気持ちよく・無理なく・自然体で迎えられるように。

もちろん、うまくいかない日もあります。
でも、それは全然ダメなことじゃない。

“また明日もやってみよう”と思えることが大事。
それが、子どもの“朝の力”を育てるいちばんの近道です。

▼この記事のまとめ

  • 早起きは体内リズムを整え、心と体の成長をサポート
  • 我が家の効果的だった習慣:光・就寝時間・朝ごはん・笑顔
  • うまくいかない日もあるけど、気にしすぎない
  • 続けるコツは“完璧を求めないこと”
  • 子どもの早起き力は、小さな積み重ねで少しずつ育つ!

最後に:ママの朝に“ちょっとだけ余裕”を

私の朝は今でも、完璧ではありません。
でも、朝に好きなパンケーキを食べて、息子と笑いながら「おはよう」が言える日があると、それだけで一日がんばれます。

もしあなたが「うまくいかないな」と悩んでいたら、
今日から一つだけでも、朝の新しい習慣を始めてみてください。

育児の朝がちょっとラクになる。
その“ちょっと”が、意外と大きな変化になります◎

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