はじめに

離乳食中期に入りお粥の量が増えてきたし、100mLくらい入る冷凍保存容器がほしいなぁ…

そのような方に朗報です!
最大110mL入る小型容器を100円ショップのダイソーで見つけました!


正式名称は「プチコンテナミニ」といいます。
我が家では、お粥・軟飯・パスタなど主食の冷凍保存に使用しているのですが、大きさがちょうどよく使いやすかったため本記事にてご紹介します。
お粥や軟飯の冷凍保存容器を探している方にとって少しでも参考になればと思いますので、よろしければご覧いただけますと幸いです。
ちなみに、お粥のように1回の食事で容器に入っている全量を使うのではなく、小分けしたもののうち必要分だけを使う場合は、100円ショップのものではなく絶対にリッチェルのトレーがおすすめです。
リッチェルのトレーをおすすめする理由は以下の記事にまとめていますので、興味があればご覧ください。
プチコンテナミニ
数
1セット4個入りで、私がダイソーで見た小型タッパー中では最も1セットあたりの数が多かったです。
一気にまとめて炊飯する我が家は保存容器がたくさん欲しかったので、6セット(24個)購入しました。


1個あたり約27円で6セット買っても660円なので、これだけ安く手に入れられるのは100円ショップならではの魅力ですよね。
大きさ
- サイズ: 幅8.5m × 奥行8.5cm × 高さ4cm
- 容量:110mL
断面は正方形をしており、蓋と底に溝があるためコンテナ同士を綺麗に重ねることができます。






収納する際に縦に積めると場所を取りにくいので便利だなと感じています。
1つあたりの高さは本体のみで2.5cm・蓋付きで4cmなので、蓋をするとリッチェルのトレーより1cmほど高めでした。


冷凍保存
耐冷-20℃なので冷凍庫で使用でき、我が家ではこちらのコンテナでおかゆ・軟飯・スパゲティの主食の冷凍保存しています。




個人的に良いなと思ったのは、蓋が本体高さギリギリでしまるのではなく、ドームのように少し上に膨らんでいるので、液体以外は本体より少し上の高さ(110mLより少し多い所)まで食材を入れられることです。






たくさん食べるようになってきて少し量を増やしたいと思った時も使えます。
綺麗に重ねられるのと2つ重ねても約8cmとそこまで高さがないので、我が家では冷凍庫の中段に2つずつ重ねてしまっています。


解凍
蓋も本体も耐熱140℃なのですが、蓋は電子レンジNGで、本体のみ電子レンジOKです。
なので我が家では、電子レンジ解凍をする際は適当に電子レンジOKな違うタッパーの蓋を被せて加熱しています。笑




本体の高さがなく平なので、少ない加熱時間で解凍できます。
おしゃれさを求めないのであれば容器のままあげることもできますが、我が家ではおかずと混ぜて一品物にするスタイルが多いので、解凍して温めた後におかずの入ったお皿に入れています。
お手入れ
唯一残念なポイントでもあるのですが、食洗機の使用はNGです。


とはいっても、サイズが小さくそこまで洗うのに時間を要さないので他の手洗いするものを合わせて、サッと洗っちゃっています。
ラップとの比較
主食類の保存には保存容器ではなく、ラップを考えている方もいらっしゃると思います。
我が家も悩んだのですが、解凍時にラップについた小さな米粒や麺を剥がすのが嫌いなので保存容器を選びました。苦笑
いくつかの観点からラップと保存容器を比較していますので、ご自身が重視するポイントがあれば参考にしてください。
コスト
以下の条件で比較してみます。
- 保存容器:プチコンテナミニ 4個 110円 → 24個660円
- ラップ:旭化成サランラップ 22cm×50m 400円*
*いくつかのネット通販サイトを参考にしているため、店舗ではもっと安いかもしれません
- 一度の炊飯で24食分の軟飯を保存するとする
<ラップ>
1食分を包むのにラップを15cmの長さに切るとすると、5000(cm)÷15(cm)≒ 約333食分
ラップ1個あたりの炊飯回数は、333(食)÷24(食)≒ 約14回
炊飯1回あたりのラップ消費額は、400(円)÷14(回)≒ 約29円
<保存容器>
炊飯1回あたりの価格は660円
<ラップvs保存容器>
660(円)÷29(円)= 22.758… ≒ 約23回
選ぶラップのメーカーや使用する長さにもよりますが、一応結論としては以下のようになりました。
- 炊飯機会が23回以上の場合:保存容器の方が安価
- 炊飯機会が23回未満の場合:ラップの方が安価


使用機会が少ない方にはラップ、多い方には保存容器がおすすめです。
嵩高さ
保存容器は本体と蓋の分があるので、どんなにスリムなものでも、ある程度の嵩は出てしまいます。
その反面ラップは食材の大きさや形がほぼそのままで保存できるので、食材分の嵩張りしかありません。


冷凍庫のスペースに余裕がない方には、ラップがおすすめです。
小分けする時の手間
個人的な意見ですが、小分けする数が多いほど保存容器の方が手間は少ないと考えています。
というのも以下の手順を繰り返すことを考えると、ラップよりも保存容器の方が所要時間が短いと感じているからです。
- ラップ:ラップを手に取る→切る→調理スペースに置く→食材を乗せる→包む
- 保存容器:容器を手に取る→食材を入れる→蓋をする
1個ずつラップを切るのではなくまとめて切って調理スペース並べる方法もありますが、調理スペースに限りがあるため数個しか置けないのと、置いたものが風で動いたり折れたりしてラップ同士引っ付くのがストレスなので、個人的には保存容器の方が使いやすいです。


手間をかけずに短時間で小分けしたい方には、保存容器がおすすめです。
小分けの均等さ
ラップはどうしても目分量になりますが、保存容器はすべて同じ大きさなので均等に小分けしたい時は分かりやすいです。
「ちょっと右側のラップの方が量が多いかな」「あぁ~こっちに移しすぎた…」とこだわっているとあっという間に時間が経ってしまうので、量を調整する所要時間を考えても保存容器の方使いやすいと思います。


几帳面で均等に小分けしたい方には、保存容器がおすすめです。
使用後の手間
保存容器は洗う必要がありますが、ラップは捨てるだけなので手間はありません。
ただし食洗機OKの保存容器であれば、水洗いして食洗機に並べるだけなので多少の手間が軽減できます。


使用後の洗い物をしたくない方には、ラップがおすすめです。
水分量が多いものの保存
水分量が多いものの場合、ラップだと横に広がってしまうため保存容器しか使用できません。
離乳食後期頃に食べさせる軟飯くらいの固さになってくればラップでも問題ないですが、お粥(特に10倍粥)のように水分量が多いものはラップだと非常に保存しにくいです。
また解凍時にべちゃべちゃになって、隙間からあふれたりラップにべっとりくっついたりします…


お粥やスープご飯のように水分量多めのものを保存したい方には、保存容器がおすすめです。
まとめ
以上、ダイソーのプチコンテナミニの特徴やラップと比較したメリット・デメリットでした。
離乳食で冷凍保存容器を使いたい方にとっては、いい大きさだと思いますので、よろしければ店頭で探してみてください。
本記事が少しでも参考になれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。