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はじめに
出産前は赤ちゃんに会える楽しみと同時に、「何かしておくべきことはある?」と不安に感じる方も多いと思います。
実は、出産後は想像以上に余裕がなくなり、ちょっとした準備の差が日々のラクさに大きく影響します。
そこで本記事では、出産前にやっておくべきことを体験談ベースで分かりやすくまとめました。
どれも特別なことではありませんが、今のうちに済ませておくだけで産後の負担がぐっと軽くなります。
これから出産を迎える方が、少しでも安心して赤ちゃんとの生活をスタートできるようにお伝えしていきますので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
出産前にやっておくべきこと【結論】
産後は想像以上に余裕がなくなる
出産後は、思っている以上に時間と心に余裕がなくなります。
特に新生児期は、授乳やおむつ替えが昼夜問わず続き、「気づいたら1日が終わっていた」と感じることがほとんどです。

私自身も、産後2~3ヶ月は外出どころか家の中のことすら思うように進まず、毎日生きるだけで精一杯でした。
もちろん赤ちゃんとの時間はかけがえのないものですが、だからこそ、出産前の比較的余裕がある時期に、なるべくできることは済ませておくことが大切です。
今のうちにやっておくとラクになること
出産前にやっておくべきことはたくさんありますが、すべてを完璧にこなす必要はありません。
大切なのは、産後すぐに困りそうなことやあとからでは手間がかかることを優先しておくことです。
具体的には、次のようなことを出産前に済ませておくと、産後の負担やストレスをぐっと減らせます。
- 出産準備グッズの整理とリストアップ
- 役所や会社の手続きを確認しておく
- 水通し
- 育児グッズの開封と配置
- 哺乳瓶の洗浄・消毒
- しっかり睡眠をとる
- 出産前の外食を楽しむ
- 夫婦で過ごす時間を大切にする
このあと、それぞれについて体験談を交えながら詳しく解説していきます。
どれも特別なことではありませんが、産後の余裕が大きく変わるポイントばかりです。
出産前にやっておくこと8選
出産準備グッズをリストアップしておく
出産前の準備でまずやっておきたいのが、ベビー用品や産後に必要なアイテムのリストアップです。
「出産準備グッズはいつまでに揃えるべき?」と悩む方も多いですが、結論から言うと妊娠8〜9ヶ月ごろまでに最低限そろえておくと安心です。
ただし、実際に生活が始まると想定と違うことも多いので、最初から完璧を目指さなくても大丈夫です。

私自身も最初は「全部準備しなきゃ」と思っていましたが、実際に産後を迎えると、使わなかったものや後から買い足したものが意外と多くありました。
だからこそ、出産前は“最低限+必要に応じて産後に追加”という考え方で問題ありません。
ただし、何も考えずに後回しにすると、産後に「何が必要か分からない」「買いに行く余裕がない」と困ることになります。
そうならないためにも、あらかじめ方向性だけは決めておくことが大切です。
たとえば、「母乳メインにするのかミルクを併用するのか」「布おむつか紙おむつか」といった育児スタイルによって、必要なグッズは大きく変わります。
ここをなんとなくでも決めておくだけで、準備の迷いがぐっと減ります。
▶ 陣痛バッグの中身は以下の記事でまとめているので、入院準備の参考にしてみてください。

▶ 産後すぐに必要になるアイテムは以下の記事でまとめているので、入院中や退院後に使うものを先にチェックしておくと安心です。



▶ 新生児期に使う育児グッズについても以下の記事で詳しくまとめているので、必要なものを整理したい方はあわせて確認してみてください。



全部揃えようと気負わず、まずは必要なものを把握することから始めてみてください。
役所・手続き系を事前に確認しておく
出産準備というとベビー用品ばかりに意識が向きがちですが、出生後に必要な手続きの確認も、妊娠中にやっておくとかなり楽になります。
というのも、出産後は赤ちゃんのお世話で毎日慌ただしく、「いつまでに何を出すのか分からないまま期限ギリギリになる」というケースが本当に多いからです。
最低限「何を・いつまでに・どこへ出すのか」だけでも把握しておくと、いざという時に焦らず動けます。
- 出生届(出生後14日以内に提出)
- 児童手当の申請(出生翌日から15日以内が目安)
- 子どもの医療費助成の申請(自治体ごとに異なる)
- 子どものマイナンバーカード申請(任意だが早めが便利)
- 健康保険の扶養追加(会社員の場合)
- 出産手当金の申請(会社員・条件あり)
- 出産育児一時金の申請(会社員・個人事業主どちらも対象)
会社員の場合は、勤務先を通じて手続きするもの(健康保険の扶養追加・出産手当金など)があるため、事前に会社へ確認しておくとスムーズです。
特に出産手当金や出産育児一時金は、産院に記入してもらう箇所があるなど、必要書類がやや複雑なので、「あとで調べよう」と思っていると意外と手間取ります。
一方、個人事業主(自営業)の場合は、主にお住まいの自治体での手続き(国民健康保険・出産育児一時金など)が中心になります。
会社を介さない分、自分で調べて動く必要があるので、自治体のホームページを一度チェックしておくと安心です。


私は出産前に「やることリスト」を書き出し、必要書類は記入箇所に付箋をつけてクリアファイルにまとめていたので、産後もスムーズに手続きできました。
産後は本当に頭が回らなくなるので、見ればすぐ動ける状態にしておくだけでもかなり助かります。
特に出生届と児童手当は期限があるため、誰が提出に行くのか(夫か自分か)まで決めておくと、さらに安心です。
水通しは早めに終わらせておく
出産前の準備で意外と後回しにしがちなのが、水通し(ベビー服の事前洗濯)です。
新生児の肌はとてもデリケートなため、着用前に一度洗っておくことが大切です。
水通しをしておく理由は、大きく以下の3つです。
- 製造時に付着したホコリや薬剤を落として、肌トラブルを防ぐため
- 生地の吸水性を高めて、汗やよだれをしっかり吸収できるようにするため
- 色移りを防ぐため
私自身「服だけやればOK」と思っていたのですが、ガーゼやバスタオル、ベビー布団のシーツなど、赤ちゃんの肌に触れるものはすべて水通しが必要で、出産直前に気づいて慌てて洗うことになった経験があります。
特に臨月に入ると、体調やタイミングによっては一気に動けなくなることもあるので、余裕のある時期にまとめて済ませておくと安心です。
天気の良い日に少しずつ進めておくと、無理なく終わらせられます。
▶ なお、赤ちゃん用品の洗濯に必要な洗剤やおすすめアイテムはこちらにまとめているので、気になる方はチェックしてみてください。



育児グッズはすぐ使える状態にしておく
出産前の準備というと「買うこと」に意識が向きがちですが、本当に大事なのはすぐ使える状態まで整えておくことです。
ベビーベッドの組み立てやチャイルドシートの設置などの大きな準備は忘れにくい一方で、おむつ・哺乳瓶・ミルク・ベビーソープといった日常的に使う育児グッズは、購入したまま箱や袋に入れた状態になっていることが多いと思います。
私も「開封くらいすぐできる」と思って後回しにしていましたが、実際に赤ちゃんが泣いている中で初めて開けようとしてかなり焦りました。


産後の痛みや疲労の残った体で、一から袋を開けたり準備したりするのは結構大変で、「先にやっておけばよかった」と強く感じたポイントです。
とくに新生児期は昼夜問わず授乳やおむつ替えがあるため、少しの手間でも負担になります。
あらかじめ開封しておくだけでなく、「どこで使うか」を考えて配置まで済ませておくと、産後の動きがかなりスムーズになります。
たとえば、おむつやおしりふきはおむつ替えスペースの近くに、ミルクや哺乳瓶はすぐ手に取れる場所に置いておくなど、実際の動線をイメージして準備しておくのがおすすめです。
ほんのひと手間ですが、夜中の余裕のなさを考えると、この差はかなり大きく感じます。
哺乳瓶の洗浄・消毒を済ませておく
出産前の準備で見落としがちですが、哺乳瓶は使う前に必ず洗浄・消毒が必要です。
そして意外と盲点なのが、「退院したその日からすぐ使う可能性がある」という点です。


私の場合、哺乳瓶は用意していたものの洗浄と消毒をすっかり忘れていました。
退院して家に着いた直後、いざミルクを作ろうとした時に気が付き、かなり焦ったのを覚えています。
息子が空腹で泣いている中、慌てて洗って消毒を始めましたが、初めてのミルク作りにも手間取り、結果的に10分以上待たせてしまいました。
泣き続ける我が子を前に「どうして事前にやっておかなかったんだろう」と強く後悔したポイントです。
特に新生児期は、母乳だけでなくミルクを併用するケースも多く、哺乳瓶は思っている以上に出番があります。
だからこそ、出産前の余裕があるうちに、開封だけでなく洗浄・消毒まで終わらせておくことが大切です。
また、消毒方法によっては時間がかかるものもあるため、産後のバタバタした状況を考えると、できるだけ手間を減らせる方法を選んでおくと安心です。


私も「すぐ使える状態」にしておく重要性をこの失敗で実感しました。
▶ 短時間で消毒を終わらせたい方は、電子レンジで手軽に使える除菌じょーずαをチェックしてみてください。
▶ 実際に使って感じたメリット・デメリットはレビュー記事で詳しくまとめているので、購入前にしっかり確認したい方はあわせてご覧ください。



しっかり睡眠をとる
出産前の今のうちに、できるだけしっかり寝ておくことを強くおすすめします。
新生児期は昼夜問わず授乳やお世話が続き、まとまって眠れる時間がほとんどありません。
一般的にも3時間おきの授乳が基本と言われていますが、実際はそれより短い間隔で起きることもあり、想像以上に細切れの睡眠になります。


私も出産前は「多少寝不足になるくらいかな」と思っていましたが、いざ始まると全く違いました。
夜中に何度も起きる生活が続き、朝もゆっくり寝ることはできず、気づけば毎日決まった時間に起きる生活に変わっていました。
さらに、赤ちゃんが少し大きくなっても夜泣きや早朝覚醒があったり、離乳食が始まると生活リズムも整ってくるため、「好きなだけ寝る」という感覚はしばらく味わえなくなります。
休日に目覚ましをかけずにゆっくり寝るような生活は、長いあいだできなくなる可能性があり、場合によっては数年単位で変わると感じておいた方が現実に近いです。
だからこそ、今のうちに「今日はゆっくり寝よう」と思った日は遠慮せずしっかり休んでください。
私自身、産休中にのんびり寝ていた時間が、産後の自分を支えてくれていると感じています。
行きたい外食を楽しむ
出産前にやっておいてよかったと感じることのひとつが、ゆっくり外食を楽しむことです。
産後も外食自体はできますが、新生児期〜乳児期は赤ちゃん中心の生活になるため、行けるお店や過ごし方はどうしても限られてきます。
- 焼肉
- ラーメン屋(カウンター)
- バイキング
- 落ち着いたカフェ
- 高級レストラン
- 居酒屋
これらのお店は、赤ちゃん連れだとゆっくり食べることが難しくなりがちです。


息子が生後6か月の頃にパンブッフェのお店に行ったことがありますが、途中で大泣きしてしまい、抱っこしながら片手で急いで食べることになりました。
もちろん、産後でもファミリーレストランやフードコートなど、行きやすいお店はあります。
一方で、焼肉やカウンターのラーメン店、静かなカフェやコース料理のお店のように、落ち着いて食事を楽しむ場所はしばらくハードルが高くなると感じました。
私自身は、妊婦健診の帰りに気になっていたお店に寄ったり、少しゆっくりカフェで過ごしたりした時間が、出産前のいい思い出になっています。
「また行けるから大丈夫」と思っていると、気づけばなかなか行けない期間が続くこともあるので、今のうちに行きたいお店を楽しんでおくのがおすすめです。
夫婦で過ごす時間を大切にする
出産前の今だからこそ、夫婦でゆっくり過ごす時間を大切にしてほしいと感じています。
出産後は赤ちゃん中心の生活になり、想像以上に夫婦で落ち着いて過ごす時間が少なくなります。
もちろん一緒に子育てをする時間も大切ですが、「2人だけでゆっくり会話をする」「好きなことを一緒に楽しむ」といった時間は、どうしても後回しになりがちです。


産前は「子どもが寝たらゆっくり過ごせるかな」と思っていましたが、実際は夜泣きや授乳で寝不足になり、そのまま一緒に寝てしまうことも多々あります。
だからこそ、出産前の今の時間は、これからの生活が始まる前のとても貴重な期間だと思います。
特別なことをしなくても、一緒にご飯を作ったり、ゆっくり話したりするだけでも、あとから振り返ると大切な思い出になります。
我が家では、一緒に餃子を作ったり、テレビゲームをしたり、気軽に出かけたりと、何気ない時間を楽しみ、こうした日常の積み重ねが産後の忙しい時期にも支えになっていると感じています。
もし体調が安定している時期であれば、マタニティ旅行として少し遠出をするのもひとつの選択肢です。
▶ 妊娠中の旅行については以下で体験談をまとめているので、無理のない範囲で計画を立てたい方は参考にしてみてください。



今の2人の時間は、これから先しばらく形を変えていきます。
だからこそ、「あとでやろう」ではなく、今この瞬間を大切に過ごしておくことをおすすめします。
出産前にやらなくてよかったこと
ここまで「出産前にやっておくこと」を紹介してきましたが、逆に頑張らなくてもよかったこともあります。
私自身、「やらなきゃ」と思っていたことが、あとから振り返るとそこまで必要ではなかったと感じるものも多かったです。
出産前の不安を感じている方ほど気持ちが楽になるポイントだと思うので、少し肩の力を抜いて読んでみてください。
完璧に準備しすぎる
出産準備は大切ですが、「最初から完璧な状態を作ろう」としすぎる必要はありません。


我が家では、最初ベビーベッドをリビングに置く前提で準備していましたが、実際に赤ちゃんが来てみると、物音や明かりが気になってしまい、退院したその日から寝室に移動させることになりました。
このように、赤ちゃんとの生活が始まってみないと分からないことは想像以上に多いです。
あらかじめ整えすぎるよりも、あとから調整する前提で考えておく方が、結果的に無駄が少なくなります。
ベビー用品を最初から全部そろえる
出産準備リストを見て一通りそろえたくなりますが、最初から全部そろえる必要はありません。


私は新生児用のベビー服(2wayオール)を10枚ほど用意していましたが、実際は外出しない日はほとんど肌着で過ごしていて、正直3〜4枚でも足りたと感じています。
赤ちゃんの成長は早く、使う期間も短いものが多いので、必要になったタイミングで買い足すくらいの方が無駄が出にくいです。
今はネットですぐ届くため、「足りなかったら買う」くらいの気持ちで大丈夫だと思います。
家事を頑張りすぎる
産休に入ると日中家にいる時間が増える分、「今のうちに掃除や料理を頑張らなきゃ」と思っていました。
もちろん料理の練習や生活を整えること自体は良いことですが、振り返ると、そこまで気合いを入れなくてもよかったかなと感じています。


特に私は料理が得意ではないので、凝ったものを作るより、もっと休んでおけばよかったと思いました。
掃除も同じで、完璧を目指すよりも清潔感が保てるレベルで十分です。
それよりも、時短や最低限で回すコツを身につけておいた方が、忙しい産後には確実に役立ちます。
情報を集めすぎる
出産前は不安から、育児に関する情報をたくさん調べてしまいがちです。


私もYouTubeの育児Vlogをかなり見ていて、生活リズムの参考にしようとしていました。
ですが実際は、動画の赤ちゃんと我が子では、授乳のタイミングも寝つきも全く違いました。
さらに、家庭環境やママの性格も違うので、そのまま真似できるケースはほとんどありません。
情報収集自体は悪いことではありませんが、見すぎるとかえって不安が増えてしまうこともあるため、参考にするくらいに留めておくのがおすすめです。
無理に詰め込みすぎる
妊娠中の過ごし方においても出産準備においても「今のうちにやっておかなきゃ」と思うことが増えがちですが、できる範囲で少しずつ整えていけば大丈夫です。
やることを詰め込みすぎると、体も気持ちも疲れてしまい、本来一番大切な体調を整えることがおろそかになってしまいます。
本当に必要なことを最低限押さえておけば、細かい部分はあとからでも十分に対応できますし、すべてを完璧にこなす必要はありません。
余裕がある日は動いてしんどい日はしっかり休むというバランスを大切にすることが、結果的に産後の生活にもつながっていくと感じました。
まとめ|出産前は準備と過ごし方をバランスよく整えよう
ここまで、出産前にやっておくとよいことと、やらなくてよかったことを紹介してきました。
振り返ってみると、出産前に大切なのは「出産準備」だけではなく、これから始まる生活に向けた過ごし方を整えることだったと感じています。
ベビー用品の準備や手続きの確認はもちろん大事ですが、それと同じくらい、しっかり休んだり、夫婦で過ごす時間を大切にしたりすることも、産後の自分を助けてくれます。
すべてを完璧にこなそうとしなくても、本当に必要なことを押さえながら、できる範囲で少しずつ整えていけば、出産の日は自然と近づいてきます。
「やること」と「やらなくていいこと」のバランスを取りながら、自分のペースで過ごしてみてください。
出産前の今しかない時間も大切にしながら、無理のない準備を進めていきましょう。
本記事が少しでも参考になれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。



