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はじめに
家を購入したいと思っても、何から始めればよいのか迷う方も多いのではないでしょうか。
予算を決めるのが先なのか、物件を探すのか、それとも住宅会社へ相談するべきなのか、初めての家づくりでは分からないことばかりです。

我が家も長男を妊娠中にマイホームの購入を考え始めましたが、当時は住宅ローンや家づくりに関する知識がほとんどない状態でした。
最初はマンションや建売住宅を探していたものの、最終的には土地を購入して注文住宅を建てることになりました。
本記事では、家づくりを始めたときに実際に行ったことや、土地探し・住宅会社選びから完成までの流れを、我が家の経験をもとに紹介します。
家づくりは何から始める?最初にやった3つのこと
家づくりを始めるとき、最初に何をすればよいのか迷う方も多いと思います。
我が家が実際に行ったことを、家探しを始めた順番に紹介します。
① 予算を決めて毎月の返済額を考えた
2023年11月に家探しを始めて、最初にしたのは予算決めでした。
当時は住宅購入に関する知識がほとんどなく、住宅ローンの金利についてもよく分かっていなかったため、インターネットで調べるところから始めました。
予算を考える際に参考にしたのは、当時の家賃・預貯金・年収・住宅ローンの返済額・金利です。
住宅ローンは借りられる金額と、毎月負担なく返済できる金額が必ずしも同じではありません。
そのため、我が家では借入可能額だけを基準にするのではなく、毎月どのくらいの返済額になるのかを考えながら、購入予算の上限を決めました。
先に予算を決めておいたことで、物件を探す際にも価格で候補を絞りやすくなったと感じています。
② SUUMOで物件を探し、夫婦の希望条件を整理した
予算を決めた後は、SUUMOで物件探しを始めました。
最初はマンションを中心に探していましたが、希望する条件では家賃が月20万円を超える物件も多くありました。
家賃を抑えようとすると、建物がかなり古かったり、駅から徒歩30分ほどかかったりと、生活面で不便に感じる物件が増えてしまいます。
そこで戸建ても調べてみたところ、同じくらいの広さでもマンションより価格が安い物件があることに気づきました。
もともと私は戸建てに住みたいと思っていたものの、マンションより高いイメージがあったため、最初は候補に入れていませんでした。
戸建てについては新築・中古の両方を検討していましたが、夫が新築を希望していたこともあり、最終的には新築戸建てを中心に探すようになりました。
物件探しと並行して、夫婦で希望条件についても話し合いました。
- 事前に決めた購入予算の範囲内
- 職場まで電車で50分以内
- 駅から徒歩15分以内
- 延床面積100㎡以上
- 4LDK以上の間取り
- 車を停められるスペースがある
希望条件はスマホにメモし、物件を比較するときに確認できるようにしていました。
そして、実際に物件を見たり、住宅会社から提案を受けたりする中で、自分たちがどのような家に住みたいのかが少しずつ明確になっていきました。
③ 不動産会社へ相談し、実際に物件を見学した
SUUMOで気になる建売住宅を見つけたら、物件を取り扱っている不動産会社へ問い合わせ、実際に見学に行きました。
ネット上の写真や間取り図でもある程度の情報は分かりますが、部屋の広さや日当たり、周辺環境などは現地で確認した方がイメージしやすかったです。
また、建売住宅を扱う会社へ相談する中で、注文住宅についても話を聞くようになりました。
我が家は物件の問い合わせをきっかけに住宅会社を探しましたが、最初から気になる住宅会社が決まっていない場合は、資料請求サービスを利用して候補を探す方法もあります。
持ち家計画では、希望エリアのハウスメーカーや工務店を調べ、資料請求や来場予約ができます。
▶ 家づくりを始めたばかりで住宅会社の候補が決まっていない方は、持ち家計画で希望エリアのハウスメーカーや工務店を比較してみてください。
建売と注文住宅はどっちがいい?我が家が注文住宅を選んだ理由
我が家は最初から注文住宅を建てるつもりだったわけではなく、価格を抑えられると考えて建売住宅を中心に探していました。
建売住宅は価格と手間の少なさが魅力だった
建売住宅を中心に探していた一番の理由は、注文住宅よりも購入費用を抑えやすいと考えたためです。
建売住宅は土地と建物がセットで販売されているため、購入に必要な金額を把握しやすく、予算内で探しやすいと感じていました。
また、間取りや設備があらかじめ決まっているので、注文住宅のように何度も打ち合わせを重ねる必要が少ない点も魅力です。
完成済みの物件なら実際の建物を見て判断でき、購入後比較的早く入居できるため、引っ越しを急いでいる方にも向いていると思います。
我が家は入居時期を急いでいたわけではありませんが、費用や家づくりにかかる手間を抑えられることには魅力を感じていました。

実際に見学した建売住宅の中には、購入を真剣に迷った物件も1件ありました。
最終的には注文住宅を選びましたが、間取りや設備に強いこだわりがなく、希望に合う建売が見つかれば、建売住宅も十分に魅力的な選択肢だと思います。
7〜8件見学しても間取りや立地に不満が残った
我が家はSUUMOで10件以上の建売住宅を検討し、そのうち7〜8件ほど実際に見学しました。
物件情報を見れば間取りや土地の形状、駅までの距離などはある程度分かりますが、数字や写真だけでは実際の暮らしをイメージしきれない部分もあります。
特に印象に残っているのは、リビングが想像していたよりも狭く感じたことです。
間取り図で畳数は確認していたものの、実際の広さまではイメージしにくく、見学すれば印象が変わるかもしれないと思っていました。
しかし、実際には比較的小さめのダイニングテーブルやソファが置かれているだけで、リビングがほとんど埋まっているように感じました。
また、折り返し階段が想像以上に急で、実際に上り下りしてみると、途中で足を踏み外しそうで怖く、毎日使うことを考えると気になりました。
ほかにも、窓の位置や日当たりの関係なのか、昼間なのに室内が薄暗く感じる物件もありました。
もちろん、すべての建売住宅がこのような間取りや立地というわけではありません。
ただ、我が家が予算や希望エリアを絞って探した範囲では、間取りや立地などに気になる点がある物件も多く、なかなか購入を決めるまでには至りませんでした。
複数の建売を見学したことで、間取り図や写真だけでは気づかなかった部分を実際に確認でき、自分たちが家づくりで重視したい条件も明確になりました。
建売より約400万円高くても注文住宅にしてよかった
注文住宅を選んだのは、予算内で気に入る土地が見つかり、希望する間取りも実現できると分かったからです。
建売住宅と土地・注文住宅の両方を検討していたことで、自分たちの希望に合う住まいを選べました。
最後まで購入を迷っていた建売住宅と、実際に建てた注文住宅の総額を比較すると、注文住宅の方が約400万円高くなりました。
ただし、これは同じ条件の土地・建物を比較した金額ではありません。
建売住宅は特急停車駅から徒歩約10分だったのに対し、現在の自宅は隣の特急が停まらない駅から徒歩約15分の場所にあります。
駅の利便性や立地条件が異なるため、単純に注文住宅だから400万円高くなったというわけではありません。
それでも我が家が注文住宅を選んでよかったと感じているのは、建売住宅ではなかなか見つからなかった希望の間取りを実現できたからです。
現在の自宅は3階建てで、書斎を含めて5部屋を確保しています。
さらに、2階にはLDK・浴室・洗面所・ランドリールームをまとめ、子育てや家事をしやすい生活動線を考えました。
建売住宅では希望に合う物件が少なかった書斎やランドリールーム、収納スペースも、自分たちの生活に合わせて設けられたことに満足しています。
▶ 我が家が注文住宅で実際に採用してよかった間取り・設備と住んでから気づいた後悔や失敗は、こちらの記事で詳しくまとめています。

建売住宅にも費用や手間を抑えやすいメリットがあるため、どちらがよいかは、予算や間取りへのこだわり、家づくりにかけられる時間など、何を優先するかによって変わると思います。
土地探しとハウスメーカー選びはどちらが先?我が家の進め方
注文住宅を検討し始めると、土地を見つけてから住宅会社へ相談するのか、先に住宅会社を探すのか迷う方もいると思います。
我が家では、住宅会社への相談と土地探しを並行して進めました。
建売見学をきっかけに住宅会社4社へ相談した
SUUMOで見つけた建売住宅の見学をきっかけに、住宅会社4社へ注文住宅についても相談しました。
4社すべてに注文住宅の間取りと見積もりを作成してもらい、提案内容を比較したうえで、最終的には2社まで候補を絞りました。
会社によって紹介される土地や建物の仕様が異なり、提案された総額には最大約800万円の差がありました。
ただし、土地の価格や建物の条件も違っていたため、同じ家を建てた場合に800万円の差が出るという意味ではありません。
それでも、複数の会社に相談したことで、予算内でどのような間取りが実現できるのか、標準仕様にどのような違いがあるのかを比較できました。
最初から1社に決めず、いくつかの提案を見比べたことは、住宅会社を選ぶうえで大きな判断材料になったと感じています。
▶ 我が家がハウスメーカー4社を比較して分かった価格・標準仕様・間取りの違いと今なら何社を比較したいと思うかは、こちらの記事で詳しくまとめています。



住宅会社から紹介された未公開土地を購入した
土地についてはSUUMOでも探していましたが、予算や立地、広さなどの希望条件に合うものがなかなか見つかりませんでした。
そこで、相談していた住宅会社にも土地探しをお願いしていました。
住宅会社からは、当時SUUMOに掲載されていなかった土地も複数紹介してもらい、広さや日当たり、交通の利便性などを比較しました。


紹介された土地の中には、現在の土地より通勤に便利な候補もあり、最後まで迷いました。
それでも、土地の広さや日当たり、周辺環境などを総合的に考えた結果、現在の土地が我が家の希望に最も合っていると感じました。
実際に見学した日には夫婦で話し合い、購入したいという気持ちが固まりました。
▶ 我が家が土地選びで重視した立地や子育て環境の条件と、住んでから気づいた後悔ポイントは、こちらの記事で詳しくまとめています。



また、購入を決める前には、住宅会社に専用ソフトで建築プランを作成してもらいました。
その土地に希望する広さや部屋数の家を建てられそうか、実際の間取りをイメージしながら確認できたことも、購入を決断する大きな理由になりました。
土地と建物を一緒に検討できたので判断しやすかった
我が家は住宅会社にも土地を探してもらったため、候補の土地に希望する家を建てられるか、購入前に確認できました。
土地の広さが同じでも、形状や建築上の制限などによって、実現できる間取りは変わります。
住宅会社が希望する部屋数や広さを把握していたので、土地と建物を一緒に検討できたことが、購入を判断するうえで大きなメリットでした。
我が家は住宅会社に直接間取りを作成してもらいましたが、候補の土地で希望する間取りが実現できるかを調べる方法として、間取り作成・見積もり依頼サービスを利用する選択肢もあります。
まどりLABOでは、土地の形状や希望する部屋数などをもとに間取りプランを作成し、住宅会社への見積もり依頼につなげられます。
▶ 候補の土地に希望の間取りが入るか、建築費用まで比較したい方は、まどりLABOで間取り作成と無料見積もりを確認してみてください。
注文住宅が完成するまでの流れと期間|我が家は約1年
注文住宅は契約してすぐに工事が始まるわけではなく、間取りや設備などを決める期間も必要です。
我が家が家探しを始めてから入居するまでの流れをまとめました。
| 時期 | 実際に進めたこと |
|---|---|
| 2023年11月 | 家探し開始・予算決め・物件検索 |
| 2023年12月 | 建売見学・住宅会社比較・土地探し・契約 |
| 2024年1月 | 間取り・設備の打ち合わせ開始、住宅ローン事前審査 |
| 2024年5月 | 間取り確定 |
| 2024年6月 | 室内設備やコンセントなどの仕様確定・着工 |
| 2024年7月 | 上棟 |
| 2024年8月 | 外構の打ち合わせ・仕様確定 |
| 2024年10月 | 完成・引き渡し |
| 2024年11月 | 入居 |
契約後は間取り・設備の打ち合わせが続いた
2024年1月から始まった打ち合わせは、週1回、1回2〜3時間程度でした。
最初に取り組んだのは、部屋数や水回りの配置など、家全体の間取りを決めることです。
我が家では初回の打ち合わせに向けて自分たちで間取り案を考えましたが、希望する部屋をうまく配置できず、何度も考え直しました。
打ち合わせ以外にも自宅で考える時間が必要で、家づくりの中でも特に大変だった部分です。
その後は設備や窓、照明、コンセントの位置などを決め、2024年5月に間取り、6月に室内の主な仕様が確定しました。
着工後も外構など決めることがあった
我が家の注文住宅は2024年6月に着工し、7月に上棟しました。
室内の打ち合わせはおおむね終了していましたが、外構については工事が始まってからも検討を続け、8月頃に仕様が決まりました。
その後、2024年10月に完成・引き渡しとなり、11月に入居しました。
家探しを始めてから完成までは約11か月、入居までは約1年です。
我が家では、工事期間だけでなく、契約後の間取りや設備の打ち合わせにもまとまった時間が必要でした。
家づくりで土地・建物以外にかかった費用
我が家では家探しを始める前に購入予算を決めていましたが、注文住宅を建てる中で、設備の追加費用や住宅購入に伴う諸費用も必要になりました。
実際にかかったのは、オプション費用や各種工事費、諸費用を合わせて約400万円です。
オプションでは、可動棚や備え付けのカップボード、2階への水回り配置、床材や洗面台幅・食洗機容量の変更、アクセントクロスなどを採用しました。
また、都市ガス工事費や水道加入金にも、それぞれ数十万円単位の費用がかかりました。
そのほか、住宅ローンの取扱手数料や登記費用、司法書士への報酬など、住宅購入に伴う手続きの費用も発生しています。
我が家では、土地・建物の購入予算とは別に自己資金400万円程度を用意する想定だったため、こうした費用の支払いにはその資金を充てました。
必要な金額は土地の状況や工事内容、採用するオプション、住宅ローンの契約内容などによって異なります。
家づくりを始める際は、土地・建物の価格だけでなく、設備の追加費用やガス・水道などの工事費、各種手続きの費用も含めて予算を考えることが大切だと感じました。
家づくりを始めて分かった3つの注意点
実際に家づくりを進める中では、契約前には想像していなかった大変さもありました。
我が家の経験から、事前に確認しておきたかったことを紹介します。
住宅会社が遠く、毎週の打ち合わせが大変だった
我が家が契約した住宅会社は、当時の自宅から片道約1時間半かかる場所にありました。


打ち合わせは基本的に週1回、1回2〜3時間程度だったため、移動を含めると半日以上かかることもあり、妊娠中の私には負担が大きかったです。
出産後は対面で参加しにくくなると分かっていたため、大まかな間取りは出産前に決めておき、産後しばらくは夫だけが現地へ行き、私はオンラインで打ち合わせに参加しました。
住宅会社を比較する際は、価格や間取りの提案だけでなく、打ち合わせ場所までの距離やオンライン対応の有無も確認しておくと良いと感じています。
住宅会社によって標準仕様や追加費用が違った
住宅会社を比較する中で気づいたのは、同じ設備でも標準仕様に含まれる範囲が異なることです。
建売住宅の見学では、網戸や照明器具、窓のシャッターなどがオプション扱いの物件もありました。
注文住宅でも、我が家が希望していた2階浴室の設置に追加費用がかかるなど、提示された価格だけでは単純に比較できないと感じました。
希望する設備を含めた総額だけでなく、耐震性能や断熱性能など、標準でどこまで対応しているかも確認することが大切です。
資料請求は便利だったが営業連絡も多かった
家づくりを始めた頃、我が家はタウンライフで約10社へ資料請求しました。
2〜3社から間取りの提案も届き、住宅会社ごとの特徴や提案内容を比較するきっかけになりました。
一方で、資料請求から数分で電話がかかってきた会社もあり、メールや郵送での案内も届きました。
自宅にいながら複数の住宅会社の情報を集められるのは便利でしたが、依頼する会社が増えると、その後の連絡も増える点は知っておくと安心です。
家づくりの進め方に迷ったら無料相談も選択肢
我が家はSUUMOで物件を探し、気になった住宅会社へ直接相談するところから家づくりを始めました。
ただ、最初は住宅ローンや住宅会社の違いもよく分からず、インターネットで調べながら進めていたため、情報収集には時間がかかりました。
何から始めればよいか分からない方や住宅会社選びに迷っている方は、無料の家づくり相談サービスを利用する方法もあります。
くふうイエタテカウンターでは、家づくりの進め方や予算、住宅会社選びなどについて相談できます。
自分たちだけで住宅会社を探すのが難しい場合の選択肢として、検討してみてもよいと思います。
▶ 家づくりを何から始めるか迷っている方は、くふうイエタテカウンターで無料相談の内容や対応エリアを確認してみてください。
まとめ|家づくりは予算と希望条件の整理から始めよう
我が家は2023年11月に家探しを始め、マンションや建売住宅を検討した後、土地を購入して注文住宅を建てました。
振り返ると、最初に予算と希望条件を整理し、実際に物件を見学したことが、その後の家づくりにつながったと感じています。
また、土地探しと住宅会社選びを並行して進めたことで、希望する間取りを実現できるか確認しながら購入を決められました。
家づくりの進め方は家庭によって異なりますが、何を優先したいのかを整理しながら、具体的な選択肢を比較していくことが大切だと思います。
本記事が少しでも参考になれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。





