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はじめに
2階リビングを検討していると、子育て中の階段移動は大変ではないか、買い物や宅配のたびに1階と2階を行き来する生活で後悔しないか、気になる方も多いのではないでしょうか。

我が家は3階建ての注文住宅で、2階にLDKを配置しています。
現在は0歳・2歳の子どもを自宅保育しており、赤ちゃんと幼児がいる生活の中で2階リビングを使っています。
また、2階にはリビングとキッチンだけでなく、洗面・浴室・ランドリールームもまとめました。
実際に子ども2人と暮らしてみると、家づくりの段階では気づかなかった部分も含め、2階リビングならではの使いやすさと不便さの両方が見えてきました。
本記事では、0歳・2歳と暮らして感じた2階リビングのメリット・デメリットと、子育て家庭が間取りを決める前に確認しておきたいポイントを、我が家の実体験をもとにまとめます。
2階リビングで子育てして後悔している?我が家の結論
我が家は現在、0歳・2歳の子どもと2階リビングで暮らしていますが、この間取りをとても気に入っています。
同じ土地でもう一度家を建てるとしても、2階リビングを選びます。
子育て中は、玄関が1階にあることで外出や帰宅のたびに子どもと階段を移動する必要があり、買い物後の荷物運びや階段の安全対策など、不便に感じる部分もあります。
それでも、LDKだけでなく洗面・浴室・ランドリールームも2階にまとめたことで、日中の家事や育児をほぼ同じフロアで済ませられるのは大きなメリットです。
また、道路からの視線が気になりにくく、限られた土地でも家族で過ごすLDKの広さを確保できた点にも満足しています。
実際に子育てをして、2階リビングの暮らしやすさは、同じ階に何を配置するかによっても大きく変わると感じています。
子育て中に感じた2階リビングのデメリット
我が家でも、小さい子どもがいる現在は、階段が関係する場面に不便を感じています。
子どもとの外出や買い物では階段移動が増える
2階リビングでは、外出や帰宅のたびに1階の玄関と2階のLDKを移動します。
現在、0歳の次男は抱っこで移動し、2歳の長男は自分で階段を上り下りしています。
ただし、長男にも必ず付き添い、上るときは私が後ろ、下りるときは転落時に支えられるよう私が下側になるようにしています。
子どもが成長すれば抱っこの負担は減りますが、小さいうちは階段移動のたびに抱っこや付き添いが必要です。
特に大変なのが、週1回のまとめ買いから帰宅したときです。
我が家では、エコバッグ4個分の荷物に加えて子ども2人もいるため、まず子どもたちと軽い荷物を2階へ運び、もう一度1階へ戻って残りを運ぶことが多くなっています。
また、宅配や来客の際も2階から玄関まで下りるため、乳幼児だけを2階に残す時間ができます。
▶ 我が家が3階建てで1日にどのくらい階段を使っているかや0歳・2歳との階段移動で実際に大変だった場面は、こちらの記事で詳しくまとめています。

赤ちゃん・幼児期は階段の安全対策が欠かせない
2階リビングでは、子どもが普段過ごす場所から階段へ入れないよう、安全対策が必要です。
我が家では長男が生後7~8か月頃に、2階から1階へ下りる階段と3階へ上る階段にベビーゲートを設置しました。
1階へ下りる階段側は、リビングからキッチン・水回り・階段へ向かう通路を仕切る形にしています。


まだつかまり立ちをする前でも、階段を2段ほど上ったことがあり、早めに対策しておいてよかったと感じています。
一方で、子どもや荷物を抱えていると開閉が面倒に感じる場面もあります。
2階リビングを検討する際は、階段の位置に加えて、ベビーゲートを設置できる場所があるかも確認しておくと安心です。
商品によって階段上などへの設置可否が異なるため、設置場所に対応したものを選ぶ必要があります。
▶ 我が家が階段への侵入防止に実際に使っている日本育児のベビーゲートについては、設置場所や開閉のしやすさ、使って感じたデメリットまでこちらの記事で詳しく紹介しています。



大型家具・家電は搬入方法が限られる場合がある
2階リビングで意外と見落としやすいと感じたのが、冷蔵庫やソファなど大型家具・家電の搬入経路です。


我が家では引っ越しの際、冷蔵庫が階段を通らず、ベランダから吊り上げて搬入しました。
その結果、約3万円の追加費用がかかり、引っ越し後の約2日間は冷蔵庫を使えませんでした。
実は、家づくり当初はベランダを作らない予定でしたが、結果的に冷蔵庫の搬入経路として役立ったため、作っておいてよかったと感じています。
将来の買い替えでも同じ問題が起こる可能性があるため、2階キッチンを検討する際は、階段の幅や曲がり方、搬入経路まで確認しておくことが大切だと感じました。
実際に暮らして感じたメリット
階段移動の負担はある一方、家で過ごす時間については、2階リビングだからこそ暮らしやすいと感じる部分もあります。
LDKと水回りを2階にまとめると日中はほぼ同じフロアで過ごせる
我が家では、2階にLDK・キッチン・洗面・浴室・ランドリールームをまとめたことが、子育て中の大きなメリットになっています。
夕飯の準備から食事、歯磨き、入浴まで同じフロアで済むため、日中はほとんど2階で過ごすことができ、家事や育児のたびに階段を移動する必要がないのは助かっています。
また、食べこぼしなどで服が汚れても、すぐに洗面所や浴室で洗えます。
子どもの服やパジャマ、タオルもランドリールームに収納しているため、着替えや洗濯も2階で完結しています。
家づくりの際は、浴室や洗面を1階に配置してLDKを広くする案もありましたが、今の生活を考えると、LDKを少し狭くしてでも水回りを2階にまとめてよかったと感じています。
外からの視線を気にせず授乳やおむつ替えをしやすい
2階リビングにしてよかったと感じるもうひとつの点が、道路からの視線が気になりにくいことです。
我が家では日中カーテンを開けて過ごすことが多いですが、外を歩く人の視線をほとんど気にせず生活できています。
特に子どもが赤ちゃんの頃は、リビングで授乳やおむつ替えをする機会が多かったため、周囲の視線を気にせずお世話ができるのは便利でした。
また、2階にLDKがあることで日当たりも確保できており、明るいリビングで子どもたちと過ごせる点にも満足しています。
限られた土地でも家族で過ごすLDKの広さを確保できた
我が家の土地は約71㎡で、1階にはビルトインガレージや個室などを配置しています。
そのため、1階にLDKを設けると十分な広さを確保するのが難しく、相談した住宅会社からも基本的に2階リビングを提案されました。
つまり、最初から2階リビングに憧れていたわけではなく、土地の広さや希望する間取りを考えた結果、2階リビングを選んだという経緯です。
現在は子どもたちがリビングで遊ぶ時間も長く、家族で過ごす場所を優先した間取りにしてよかったと感じています。
2階リビングで後悔しないための間取りのポイント
我が家は2階リビング自体には満足していますが、周囲の間取りによって暮らしやすさは大きく変わると感じています。
リビングだけでなく水回りをどの階に置くか考える
2階リビングを検討する際は、LDKだけでなく洗面・浴室・ランドリールームをどの階に配置するかも重要です。
我が家も家づくりの際、浴室や洗面を1階に配置する間取りを提案されました。
その方が2階のLDKを広くできますが、子どもを毎日お風呂へ連れていくことや、着替え・洗濯物を運ぶことまで考えると、階段移動が増えてしまいます。
特に乳幼児がいる家庭では、食事から入浴、着替え、洗濯までの動線を考え、LDKの広さと生活のしやすさを比較することが大切だと感じました。
階段からキッチンまでの距離とベビーゲートの位置を確認する
2階リビングでは、階段を上がったあと、キッチンやリビングまでどう移動するかも確認しておきたいポイントです。
我が家は階段を上がると正面にキッチン、すぐ左に洗面・浴室があり、右に曲がって少し進むとリビングがあります。
買い物後は重い荷物を持って長く歩かずにキッチンへ運べますし、家事をする場所が階段近く、家族でくつろぐ場所が奥という配置も気に入っています。
また、小さな子どもがいる場合は、ベビーゲートを設置できるスペースがあるかも階段の位置と一緒に確認しておくと安心です。
冷蔵庫・ソファなど大型家具の搬入経路まで確認する
2階に大型家具・家電を置く場合は、設置場所だけでなく搬入経路の確認も欠かせません。
階段の幅だけでなく、曲がり角や天井の高さ、手すりなどによって搬入できない場合もあります。
我が家のようにベランダから吊り上げる方法もありますが、建物の形状や周囲の環境によっては難しいため、事前の確認が必要です。
将来の買い替えも考え、使いたい冷蔵庫や家具のサイズが決まっている場合は、設計段階で住宅会社に伝えておくと安心だと思います。
1社の間取りだけで決めず2階リビングの配置を比較する
同じ2階リビングでも、住宅会社によって間取りの提案は異なります。
我が家が相談した4社も基本的には2階LDKでしたが、水回りを1階に配置する案や階段の位置、収納・パントリーの配置などに違いがありました。
実際に複数の間取りを見比べたことで、LDKの広さだけでなく、子どもとの生活や家事の動線まで考えて選べたと感じています。
▶ 我が家が子育てを考えて実際に採用してよかった間取り・設備と住み始めてから気づいた後悔は、こちらの記事で詳しくまとめています。



2階リビングを検討する際は、2階に何をまとめ、階段・キッチン・水回りをどう配置するかまで複数の間取りで比較すると、暮らし始めてからの生活を具体的にイメージしやすくなります。
▶ 2階リビングを含めて希望する間取りを具体的に比較したい方は、希望条件から間取りを作成し、住宅会社への見積もりまで確認できるまどりLABOをチェックしてみてください。
向いている家庭・慎重に考えたい家庭
2階リビングは、日当たりやプライバシーを確保しやすい一方、日常的な階段移動が必要になるため、家族の生活スタイルや間取りによって、向き・不向きが分かれると感じています。
| 向いている家庭 | 慎重に考えたい家庭 |
|---|---|
| 限られた土地でもLDKの広さを確保したい | 日常的な階段移動を減らしたい |
| 外からの視線を気にせず過ごしたい | 1階だけで生活を完結させたい |
| リビングの日当たりを重視したい | 庭とリビングを直接つなげたい |
| LDKと水回りを同じ階にまとめられる | 子どもや荷物を持った階段移動が負担になる |
| 階段移動がそれほど苦にならない | 将来の階段移動に強い不安がある |
我が家の場合は、0歳・2歳との階段移動に不便を感じる場面もありますが、日中の生活をほぼ2階で完結できることの方がメリットとして大きく、2階リビングを選んでよかったと感じています。
また、子どもが成長した後の生活も、間取りを考えるうえで気になるポイントです。
2階リビングでは、子ども部屋を1階に配置すると、帰宅後にリビングを通らず自分の部屋へ行ける間取りになる場合もあります。
しかし、我が家は1階が玄関、2階がLDK、3階が子ども部屋で、リビング階段を採用しています。
そのため、将来子どもが自分の部屋を使うようになっても、帰宅後は2階のLDKを通って3階へ上がる動線です。
このように、2階リビングだから子どもと顔を合わせにくくなるわけではなく、玄関・LDK・子ども部屋の位置関係によっても変わります。
子どもが小さい現在の暮らしやすさだけでなく、成長後の生活や将来の階段移動まで含めて考えることが、2階リビングで後悔しないための判断材料になると思います。
まとめ|子育て中の暮らしやすさは間取り次第
我が家は現在、0歳・2歳の子どもと暮らしていますが、2階リビングの間取りをとても気に入っています。
子どもとの階段移動や買い物後の荷物運び、安全対策など、大変に感じる部分は確かにあります。
それでも、LDKと水回りを2階にまとめたことで、日中の家事や育児をほぼ同じフロアで済ませられるため、我が家ではメリットの方が大きいと感じています。
2階リビングを検討する際は、1階と2階のどちらにリビングを置くかだけでなく、玄関・階段・キッチン・水回りの位置関係まで含めて、実際の生活をイメージすることが大切です。
子育て中の暮らしやすさは、リビングの階数だけでなく、家全体の間取りによって変わると実感しています。
本記事が少しでも参考になれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。



