*本ページはプロモーションが含まれています
はじめに
車を持っていない家庭でも、ビルトインガレージを作る必要はあるのでしょうか。
車がなければ駐車スペースを持て余してしまいそうで、その分を居室や収納に使った方がよいのではと悩む方もいると思います。

我が家も現在、車を所有していませんが、3階建ての注文住宅を建てた際、あえてビルトインガレージを設けました。
本記事では、車なし家庭のビルトインガレージの使い道や、実際に暮らして感じたメリット・デメリット、後悔した点を紹介します。
車なしでもビルトインガレージは必要?約2年間使った結論
結論からいうと、我が家は車なしでもビルトインガレージを作ってよかったと感じています。
入居して約2年間、車を所有せずに生活していますが、ガレージは駐車場以外にもさまざまな用途で役立っています。
特に便利なのが、電動自転車の保管場所として使えることです。
屋根があるので雨風から守れますし、重い電動自転車も周囲を気にせず出し入れできます。
また、車を置いていない分、スペースに余裕があり、屋外でのちょっとした作業にも活用できています。
一方で、屋外なので汚れや落ち葉が入りやすく、定期的な掃除が必要なのはデメリットです。
それでも、今の広さで不自由を感じておらず、家の居住スペースも十分に確保できているため、もう一度家を建てるとしても同じ広さのガレージを作りたいと思っています。
一方、車なしの家庭すべてに必要だとは思っておらず、駐車以外にどんな使い道があるか、ほかの部屋の広さを犠牲にしないかによって、ガレージを作る価値は変わってくると感じています。
我が家のビルトインガレージ|広さ・間取り・設備
我が家は、3階建て戸建ての1階に、車1台分のビルトインガレージを設けています。
| 項目 | 我が家のガレージ |
|---|---|
| 住宅 | 木造3階建て注文住宅 |
| ガレージ面積 | 約11㎡(約6.7畳) |
| 幅 | 約2.7m |
| 奥行き | 約4m |
| 高さ | 約2.4m |
| 駐車可能台数 | 1台 |
| 形状 | 3方向が壁で囲まれた開放型 |
| シャッター | なし |
| 照明 | 2カ所 |
| コンセント | 1カ所 |
| 水栓 | ガレージ外の建物壁沿い |
シャッターのない開放型で、3方向が壁に囲まれた造りです。

ガレージは道路から直接出入りできる位置にあり、玄関とも隣接しています。
玄関へは一度外に出る造りですが、上部のバルコニーが屋根代わりになっています。
また、現在は車を置いていないため、自転車を複数台置いてもスペースには余裕があります。
車なし家庭のビルトインガレージの使い道|実際に何に使っている?
車を所有していない我が家では、ビルトインガレージを主に自転車置き場や屋根付きの屋外スペースとして活用しています。
実際にどのような場面で使っているのか、具体的に紹介します。
電動自転車・普通の自転車・三輪車の置き場
我が家のビルトインガレージで、最も活躍しているのが自転車置き場としての使い方です。
現在は、子ども乗せ電動自転車・普通の自転車・長男の三輪車を置いています。
特に、電動自転車は高価なものなので、できるだけ雨風にさらさず保管したいと考えていました。
我が家のガレージは3方向が壁に囲まれ、上には建物があるため、大雨や台風の日でも自転車が雨ざらしになる心配が少ないです。
また、子ども乗せ電動自転車は車体が重く、方向転換や出し入れにもそれなりのスペースが必要です。
ガレージなら周囲に余裕があるため、自転車を壁などにぶつける心配が少なく、子どもの乗せ降ろしもしやすいと感じています。
もしガレージがなければ、自転車は家の外壁沿いに置くことになり、屋根のない場所で保管する予定でした。
我が家の普段の移動は、徒歩・電動自転車・電車が中心です。
毎日のように使う自転車を屋根付きの広い場所に置けることは、想像以上に便利でした。
▶ 我が家が車なしで戸建てを購入した理由や0歳・2歳と生活して感じたメリット・デメリットは、こちらの記事で詳しくまとめています。

雨具・靴の乾燥や段ボールの一時置き
ビルトインガレージは、室内に持ち込みたくないものを一時的に置く場所としても役立っています。
雨の日は、帰宅後にベビーカーのレインカバーを外して乾かしたり、濡れた傘を広げたりしています。
どちらも月に数回ほど使っており、濡れたものをそのまま室内に持ち込まずに済むのが便利です。
また、数か月に一度は洗った靴を乾かす場所としても使っています。
今後は子どもの靴を洗う機会も増えそうなので、引き続き活用したいです。
乾燥以外では、段ボールや生協の空箱の一時置き場としても重宝しており、回収日や次の配達日までガレージに置けるため、玄関や室内にため込まずに済みます。
ほうきやちりとりなど、外で使う掃除道具も一緒に保管しています。
ガレージがなければ、こうしたものは玄関の土間収納や家の外壁沿いに置いていたと思います。
多少汚れても気になりにくい屋根付きのスペースがあることで、室内の収納を圧迫せずに済んでいます。
日陰での子どもの歩行練習や屋外作業
車を置いていない我が家では、ガレージをちょっとした屋外作業や子どもの遊び場として使うこともあります。
長男が歩き始めた頃には、初めて靴を履いて歩く練習をガレージで3回ほど行いました。
当時は夏で日差しが強かったのですが、ガレージなら日陰になっているため、直射日光を避けながら練習できました。
また、荷物の発送時に送料を抑えるため、段ボールを小さく切る作業をしたこともあります。
室内だと段ボールの細かいゴミが気になりますが、ガレージなら掃除もしやすく、広さにも余裕があります。
今後は、子どもの自転車や外遊びのおもちゃを置いたり、夏にはビニールプールを出したりすることも考えています。
外用品が増えてきたら、ラックを設置して収納スペースを作るのもよさそうです。
ビルトインガレージで感じたデメリット・後悔
車なしでも便利に活用しているビルトインガレージですが、実際に暮らしてみると不便に感じる部分もありました。
約2年間使って分かったデメリットを紹介します。
汚れや落ち葉が入りやすく掃除が面倒
ビルトインガレージで一番面倒に感じているのが、掃除の手間です。
我が家のガレージは3方向が壁に囲まれていますが、想像していた以上に落ち葉や砂ぼこりが入ってきます。
屋根があっても道路側は開放されているため、風で運ばれてくる汚れまでは防げません。
普段は月1回程度、ほうきで掃き掃除をしており、落ち葉や砂ぼこりはこれである程度きれいになります。
一方、床に付いた汚れまでは落としきれないため、年に1〜2回は水を使って床をゴシゴシ洗う掃除もしています。
これが思った以上に面倒で、正直なところ、できればやりたくない家事のひとつです。
ガレージは屋根付きでも屋外に近い空間なので、室内のようなきれいさを保つのは難しいと感じました。
特にシャッターのないガレージを検討している場合は、定期的な掃除が必要になることも考えておきたいポイントです。
ガレージを作る分、間取りの自由度は下がる
ビルトインガレージを作ると、その面積を居室や収納などに使う選択肢は減ります。
我が家は1階にガレージを設けていますが、書斎や衣装部屋、収納など、必要なスペースは確保できているため、現在の間取りに大きな不満はありません。
また、ガレージがなくても2階リビングを選んでいたと思うので、ガレージのせいで生活動線が不便になったとも感じていません。
ただ、ガレージを作らなければ、ほかの部分にもっと面積を使えた可能性はあります。
例えば、我が家のランドリールームは2.2畳で、現在は十分に使えているものの、もう少し広かったらよかったと思う場所のひとつです。
ガレージがなければ、ランドリールームを1階に設置して広くするような別の間取りも検討できたかもしれません。
▶ 2.2畳のランドリールームを4人家族で使って感じたメリット・デメリットや実際に不便だった点は、こちらの記事で詳しく紹介しています。



シャッターがないため防犯面に注意が必要
我が家のビルトインガレージにはシャッターを付けていませんが、約2年間使っていて、欲しいと感じたことは一度もありません。
シャッターを付けなかった一番の理由は、費用が高かったことです。
防犯面でメリットがあるのは理解していましたが、車を所有していない我が家では、高額な費用をかけてまで設置する必要性を感じませんでした。
実際、道路側から雨が多少吹き込むことはあるものの、3方向が壁に囲まれているため、自転車などの保管で大きく困った経験はありません。
ただし、シャッターがないため、道路側から誰でも入れる造りです。
そのため、自転車の施錠など、シャッターがないことを前提とした防犯対策は必要だと考えています。
我が家は今の使い方で不便を感じていませんが、車を常時駐車する場合や、ガレージ内にさまざまな荷物を保管する場合には、シャッターの必要性も変わってくると思います。
車なしでもビルトインガレージを作った理由
我が家は家づくりの段階から車を持たずに暮らす予定でしたが、将来的に駐車スペースが必要になる可能性を考え、夫婦の希望でビルトインガレージを設けました。
車を所有していなくても、駐車場所を確保しておきたいと考えた理由があります。
将来車を購入する可能性も残しておきたかった
我が家は夫婦ともに車を所有しておらず、家を建てる際もできるだけ車なし生活を続けたいと考えていました。


実際、現在も徒歩・電動自転車・電車で生活できているため、今のところ車を購入する予定はありません。
ただ、子どもが大きくなって習い事を始めたり、送迎が必要になったりすると、車があった方が便利になるかもしれません。
将来の生活がどう変わるかは分からないため、もし車を購入することになっても、自宅に駐車できる場所は残しておきたいと思いました。
我が家のガレージは、車1台分を想定した広さです。
普段は自転車を中央付近に置いていますが、実際に業者の車を駐車した際には、自転車を端に寄せて対応できました。
車が必要になったときに自宅の駐車スペースを確保できることは、家づくりの段階でガレージを設けた理由のひとつでした。
カーシェア・来客・工事業者の駐車場所が欲しかった
もうひとつの理由は、自分たちが車を所有していなくても、駐車スペースを使う機会はあると考えたことです。
例えば、カーシェアを利用するときには、自宅で子どもや荷物を乗せ降ろしできる場所があると便利です。
小さい子どもを連れて荷物を運ぶことを考えると、自宅のすぐそばに一時的に車を停められるのは助かると思いました。
ほかにも、来客や住宅の点検・工事などで、車が自宅に来る場面を想定していました。
実際に入居してからは、家具の設置業者や住宅の定期点検の担当者が、ガレージに車を駐車したこともあります。
毎日車を使うわけではなくても、必要なときに自宅の敷地内へ駐車できる場所があるのは、車なし家庭にとっても便利だと感じています。
車なしのビルトインガレージで後悔しないための間取り・設備のポイント
ビルトインガレージを作る際は、ガレージ自体の広さだけでなく、玄関や居室との位置関係も重要です。
我が家が実際に間取りを検討したときの考え方や、約2年間使って感じた設備の使い勝手を紹介します。
玄関・土間収納と横並びにして無駄なスペースを減らした
我が家は長方形の建物の短辺側にビルトインガレージを配置しています。
家づくりの際には、住宅会社から建物の長辺側にガレージを設ける間取りも提案されました。
しかし、長辺側に配置すると、玄関や収納との位置関係によっては、中途半端なスペースができてしまうと感じました。
一方、短辺側に配置する間取りなら、ガレージ・玄関・土間収納を横並びにまとめられるため、限られた面積を活用しやすかったです。
その結果、建物の奥には書斎や衣装部屋などを配置でき、必要な広さも確保できました。
また、ガレージから玄関へは直接入れず、一度屋外を通る造りになっています。
そこで、2階・3階のバルコニーが屋根代わりになるように配置し、雨の日でも濡れずに玄関へ移動できるようにしました。
実際に暮らしてみても、この配置は便利だと感じています。
ガレージ単体の広さだけでなく、玄関への移動やほかの部屋の配置まで考えて決めたことが、使いやすさにつながっています。
照明・コンセント・シャッターは使い方に合わせて決める
我が家のガレージには、照明を2カ所、コンセントを1カ所設けています。
照明は夜間に自転車を出し入れしたり、ちょっとした作業をしたりするときに使っており、付けてよかった設備です。
一方、コンセントは今のところ使用していませんが、標準仕様で設置できたため、将来何かに使うかもしれないと考えて付けておきました。
設備を考える際には、必要なものを付けるだけでなく、使う予定のないものに費用をかけるかどうかも判断しました。
例えばシャッターは、車を所有していない我が家では必要性が低いと考え、費用面も踏まえて設置を見送っています。
このように、我が家では照明は日常的に使う一方、コンセントは将来に備えて設置し、シャッターは付けないという選択をしました。
ガレージをどのように使う予定なのかによって、必要な設備や費用をかける優先順位は変わると思います。
なお、我が家はガレージの建築費が住宅全体の見積もりに含まれていたため、ガレージ単体でいくらかかったのかは分かりません。
照明2カ所については追加料金がかかりませんでしたが、設備の費用は住宅会社によって異なるため、見積もりの段階で確認しておくと安心です。
複数社の間取りを比較してガレージの配置を決める
我が家は家づくりの際、住宅会社4社に直接相談し、間取りや見積もりを比較しました。
同じ土地にビルトインガレージを設ける場合でも、住宅会社によって提案された配置は異なります。
実際、ガレージを建物の短辺側に設ける案もあれば、長辺側に配置する案もありました。
我が家が最終的に短辺側を選んだのは、玄関・土間収納を横並びにでき、建物の奥に必要な居室を確保しやすかったからです。
単に車1台分のスペースを作るだけでなく、ほかの部屋の使いやすさまで比較できたのはよかったと感じています。
▶ 我が家が住宅会社4社の間取り・見積もりを比較して分かった違いや複数社へ相談して感じたメリット・デメリットは、こちらの記事で詳しくまとめています。



ガレージの位置によって玄関や収納、居室の配置は変わるため、希望する条件を整理したうえで複数の間取りを見比べると、自分たちの生活に合う配置を考えやすくなります。
▶ ビルトインガレージと居室の配置を考えながら間取りを検討したい方は、希望条件から間取りを作成し、住宅会社への見積もり依頼にも進めるまどりLABOをチェックしてみてください。
まとめ|車なしでも使い道があればビルトインガレージは役立つ
我が家は車を所有していませんが、約2年間過ごしてみて、ビルトインガレージを作ってよかったと感じています。
普段は電動自転車や三輪車の置き場として使い、雨具の乾燥や屋外での作業にも活用しています。
一方で、落ち葉や汚れの掃除が必要なことや、ガレージを設ける分、ほかの部屋に使える面積が限られる点はデメリットです。
それでも、将来車を購入する可能性や、来客・工事業者の駐車場所としての使い道も考えると、我が家では十分に価値があったと思っています。
作る前に具体的な使い道を考え、居室や収納との優先順位を整理しておくことが、後悔しない家づくりにつながると思います。
本記事が少しでも参考になれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。



